2024年12月1日(日)第28回広島県理学療法士学会が三次市民ホールきりりで開催され、作業療法学専攻3年の鈴政麗子さんが、
理学療法学専攻平岩和美教授との共同報告(ほか共同演者 作業療法学専攻 平尾文准教授、理学療法学専攻 石倉英樹講師、大塚彰教授、
作業療法学専攻3年中田杏莉さん,渡邉聖さん、理学療法学専攻3年奥田匠叶さん,磯田実希さん)を行いました。
演題は「ユニバーサルツーリズム普及への取り組み―三段峡観光における課題―」です。
日本では2006年の観光立国基本法および2007年の観光立国推進基本計画に「高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行」
ユニバーサルツーリズムを推進する方針が盛り込まれていますが、国土交通政策研究所(2016年)によれば、70歳前後を境に旅行実施率は著明に低下するという報告があります。
そこで広島県の観光名所である三段峡を対象として2024年6月に調査を行い、今回は車いすユーザーやシニア層が楽しめるよう提案を盛り込んだ活動報告を行いました。
鈴政さんの熱意と探求心、平岩教授の豊富なご経験が組み合わさり、素晴らしい発表内容となりました。