この度、本学理学療法学専攻の大塚 彰 名誉教授と石倉 英樹 講師が、協力者の村上 真一さんとともに、
重度の筋神経疾患患者を支援する入力補助装置に関する特許を取得しました。
今回開発された装置は、頸部(首)が動かしにくくなった患者の方々が、パソコンやタブレットなどの情報端末をより
簡単に操作できるように設計されています。
この技術により、患者の生活の質(QOL)向上や、社会参加の可能性が広がることが期待されています。
私たちは、リハビリテーションの分野で、最新の技術研究と臨床現場のニーズを融合させた取り組みを進め、
障害や病気によって生じる日常生活の困難を、様々な創意工夫によって解決するための研究に励んでいます。
また、これからも私たちは、こうした研究活動を介して、学生たちが柔軟な発想と新しい解決策を養う教育にも力を注いでいきます。