「歯周病菌を含めた口腔細菌が全身疾患に及ぼす影響について」のタイトルで、歯周病が癌細胞を助けることや、
妊娠中の歯周病治療では遅すぎる可能性、さらには口腔細菌叢解析で認知症発症の予測が可能なことなど、最近のトピックスを中心に紹介しました。
講演終了後には、参加者から「勉強になった。」「知らないことばかりだった。」「良かったです。」などのお声掛けがあり、好評であった。高校生からは
「なぜ噛めなくなると認知症になるのか?」との質問があり、噛むことで脳が活性化すると言われており、また実際に噛むと脳の血流が増加することが
明らかにされていることなどから、摂食・嚥下ができなくなると認知症になりやすくなると考えられていることを説明しました。