科目コード
E2101
授業科目名
保育の発達心理学
担当者
加藤弘美
対象年度
2025
履修区分
選択
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
保育実践に関わる発達理論等の心理学的知識をふまえ、子どもの発達を捉える視点を習得する。また、乳幼児期の子どもの学びの過程や特性、発達に即した援助、保育における人との相互的関わりや体験、環境の意義を学ぶ。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①各年齢の子どもの発達特徴を説明することができる。
②乳幼児期の養育環境と社会性の発達との関連を説明することができる。
③子どもの発達特徴を踏まえた保育者の関わりかた(発達に即した援助)に関心をもち、より深く理解するための質問をすることができる。
④保育における環境の考え方を学び、発達との関係について理解を深める。
履修上の注意事項
附属保育園での見学実習、その前後でのグループ学習も予定しています。実習参加の規則・マナーを遵守し、積極的に参加すること。講義中、私語等の迷惑行為は禁止します。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 保育所・幼稚園・こども園における子育て支援 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
2 子どもの発達を理解するとは 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
3 発達理解の視点と心理学の諸理論 / 保育者としての子ども理解の方法 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
4 発達のプロセス〜 乳児期①知覚、運動、あそび 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
5 発達のプロセス〜 乳児期②認知、社会性の発達 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
6 発達のプロセス〜 幼児期①運動、あそび 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
7 発達のプロセス〜 幼児期②認知、社会性の発達 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
8 子どもの発達に応じた保育援助①3歳未満児 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
9 子どもの発達に応じた保育援助②3歳以上児 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
10 子どもの発達と保育の環境 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
11 観察実習事前準備 事前に配布の資料を熟読すること。事後には、授業で作成したシートを読み返し、観察に備えること。
12 観察実習 事前に注意事項を確認しておくこと。事後(観察後)は、速やかに記録を作成し、次回の報告会に備えること。
13 観察実習事後のまとめと報告 事前に観察後まとめた記録を読み返し、報告資料の構想をしておくこと。事後には、各グループの報告資料を読み返し、観察で学んだことをまとめること。
14 子どもの発達と学び(生活や遊びを通した学び) 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
15 小学校との連携、授業のまとめ 事前に教科書の該当部分を読み、シートに要点をまとめておくこと。事後には、授業資料を読み返し、授業のポイントと疑問点を整理しておくこと。
成績評価方法
期末試験60%、提出物40%(詳細は初回授業で説明します)


ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
子どもとかかわる人のための心理学・沼山博、三浦主博(萌文書林) 978-4-89347-369-1
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
適宜紹介します
教員からのメッセージ
配布資料や課題は、ファイリングして管理しましょう。
教員との連絡方法
オフィスアワー、あるいは電子掲示板にて連絡をしたうえで、研究室(2号館5階519)へ訪問すること。
実務経験のある教員
心理士として地域の幼稚園・保育園へ巡回相談を行っていた実務経験を基に、事例等も交えながら子どもの発達理解、保育環境の重要性を解説する。子どもの発達に即した援助について考える力を身につけさせる。