科目コード
E2104
授業科目名
子どもの保健
担当者
小泉 千恵子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
2年
通年
授業回数
30回
単位数
2単位

授業の概要
子どもの命の大切さ、子どもの健康について考えていきます。 保育者教育者として子どもに関わっていくにあたって必要な知識(子どもの心身の発育発達、病気、環境、養護方法)を学びます。 
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
以下の項目について子どもの健康を維持増進するために必要な基礎知識を習得することを目的に学んでいきます。
・子どもの発育発達  ・子どもを取り巻く環境/家庭や地域との関わり ・かかりやすい病気と予防と対処方法
・事故防止と安全対策 ・母子保健政策と各種統計
履修上の注意事項
子どもに関わる仕事をするときに必ず必要な“子どもの健康”に関する内容です。 
グループワーク、討議、質疑応答に積極的に参加して学びを深めて欲しいと思います。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス 子どもの保健とは 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
2 子どもの生活と環境 事前に保育施設における子どもの生活環境について調べておく。 事後は講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
3 子どもの身体発育 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
4 子どもの生理機能① 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
5 子どもの生理機能② 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
6 子どもの運動機能 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
7 子どもの遊び・運動 事前に子どもの遊びの特徴について調べる。事後は講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
8 子どもの事故の特徴と事故防止① 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
9 子どもの事故の特徴と事故防止② 事前にKYT(危険予知トレーニング)について調べておく。事後は講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
10 子どもの生活習慣① 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
11 子どもの生活習慣② 事前にテキストの該当部分を読んでおく。事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
12 母乳と人工栄養 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
13 離乳食と幼児食 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
14 子どもの精神機能 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
15 子どもの精神保健 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
16 子どもの置かれた環境を考える① 事前にブレインストーミングについて調べる。
17 子どもの置かれた環境を考える② 事後はグループワークでの学びを振り返り、課題レポートを作成する。
18 子どもの虐待 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
19 保健計画の作成と活用① 講義・保健だより構成案の作成 事後は構成案の完成および保健だよりを作成する。
20 新生児、低出生体重児の特徴と養護 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
21 保健計画の作成と活用② 保健だよりの作成(グループワーク) 事前に個人で保健だよりを完成させておく。事後はグループで保健だよりを完成させる。
22 健康観察の方法と有症時の対応  事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
23 保育所でよくみられる感染症 予防接種 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
24 アレルギーの起こり方と主なアレルギー疾患 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
25 保健計画の作成と活用③ プレゼンテーション 事前にグループメンバーでプレゼンテーションの構成を考えておく。
26 子どもの病気 各論① 急性疾患 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
27 子どもの病気 各論② 慢性疾患 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
28 関係機関や家族との連携 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
29 母子衛生に関する統計 子どもの健康診断 事後はテキストの該当箇所および講義資料を読み返し、ポイントをまとめる。
30 まとめ 事前に授業資料を見直しておく。事後は、資料を基に期末試験に向け学修する。
成績評価方法
期末試験70%、学期途中の課題やグループワークへの参加度30%で総合的に評価します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
子どもの保健テキスト  小林美由紀編著(診断と治療社) 978-4-7878-2531-5
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
日頃から、書籍、新聞記事、雑誌、映画などの中から子どもに関するニュース、子どもを取り巻く環境の問題点などを意識して見聞きするようにして、子どもの心と身体の特徴や必要な支援、また家族から受ける影響などについて、考えておいてください。
教員との連絡方法
毎回の講義終了時にご質問ください。
実務経験のある教員
担当教員は、総合病院においてNICU、産婦人科領域をはじめとする、子どもを含む急性期病棟での看護および管理職経験を有する。
実務経験を生かし、管理的な視点を加えつつ、事例等も交えながら分かりやすく解説する。