科目コード
E2130
授業科目名
保育内容(表現Ⅱ)
担当者
林 俊雄
対象年度
2024
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
幼児期の身体表現がもつ人間形成的意義についての理解を基礎にしながら、領域「表現」のうち身体表現を主としたねらい及び内容について理解を深める。また保育指導案づくりと模擬保育をセットで行い、学生同士の相互評価によって成果と課題を確認できるようにしていく。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
① 「身体表現」のねらいと内容、指導上の留意点、評価の意義と方法、他領域との関連などを理解する。
② 幼児の発達やあそびを通した活動的な学びの過程の特徴を理解したうえで、実技を通してこの時期に適した運動あそびの内容を知り、保育指導案づくりと模擬保育を通して情報機器及び教材の活用法を含んだ実践的な保育構想力と指導力を高める。
履修上の注意事項
実技や模擬保育を行う場合は、運動のできる服装を整えて参加すること。
※コースによって「履修区分」が違います。教育課程表をよく確認してから履修登録を行ってください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 幼児期の身体表現とは(発達的特徴と人間形成的意義をふまえてねらいと内容に迫る) 事前:テキスト(岩崎編著)第1章を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
2 器械・器具を使った身体表現あそび①(イメージから感覚づくりにつながるマット遊び) 事前:テキスト(岩崎編著)第3章を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
3 器械・器具を使った身体表現あそび②(動物歩きとお話マット) 事前:テキスト(岩崎編著)pp..130-135を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
4 器械・器具を使った身体表現あそび③(グループ創作お話マット) 事前:前時に配付する「創作お話マット」のプリント資料を読んでおく。事後:マット遊びの模擬保育指導案(略案)を作成する。
5 器械・器具を使った身体表現あそび④(身体表現としてのお話鉄棒) 事前:前時に配付する「お話鉄棒」のプリント資料を読んでおく。事後:鉄棒遊びの模擬保育指導案(略案)を作成する。
6 器械・器具を使った身体表現あそびの指導①(保育指導案づくり) 事前:マット遊び又は鉄棒遊びのどちらにするかグループで話し合って決めておく。事後:マット遊び又は鉄棒遊びの模擬保育指導案を完成する。
7 機械・器具を使った身体表現あそびの指導②(お話マットの模擬保育と相互評価) 事前:グループ内で模擬保育の役割分担を決めリハーサルをしておく。事後:子ども役になった学生からのアドバイスを生かしてグループ内で指導案を修正・加筆する。
8 器械・器具を使った身体表現あそびの指導③(お話鉄棒の模擬保育と相互評価) 事前:グループ内で模擬保育の役割分担を決めリハーサルをしておく。事後:子ども役になった学生からのアドバイスを生かしてグループ内で指導案を修正・加筆する。
9 新聞紙を使った身体表現あそび 事前:テキスト(岩崎編著)pp..136-141を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
10 伝承あそびに見られる身体表現あそび 事前:前時に配付する「伝承あそび」のプリント資料を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
11 模倣・リズムあそび(ダンス)系の身体表現あそび① 事前:テキスト(岩崎編著)pp..154-161を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
12 模倣・リズムあそび(ダンス)系の身体表現あそび② 事前:テキスト(岩崎編著)pp..162-165を読んでおく。事後:学習内容を振り返ってまとめの感想文を書く。
13 新聞紙あそび、伝承あそび、模倣・リズムあそび(ダンス)の指導①保育指導案作り 事前:新聞紙遊び又は伝承遊び又は模倣・リズム遊びのどれにするかグループで話し合って決めておく。事後:いずれかの模擬保育指導案を完成する。
14 新聞紙あそび、伝承あそび、リズムあそび(ダンス)の指導②模擬保育と相互評価 事前:グループ内で模擬保育の役割分担を決めリハーサルをしておく。事後:子ども役になった学生からのアドバイスを生かしてグループ内で指導案を修正・加筆する。
15 新聞紙あそび、伝承あそび、リズムあそび(ダンス)の指導③模擬保育と相互評価 事前:グループ内で模擬保育の役割分担を決めリハーサルをしておく。事後:子ども役になった学生からのアドバイスを生かしてグループ内で指導案を修正・加筆する。
成績評価方法
レポート50%、保育指導案作成50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
幼稚園教育要領解説・文部科学省(フレーベル館) 978-4-577-81447-5
保育と幼児期の運動あそび・岩崎洋子編・吉田伊津美他著(萌文書林) 978-4-89347-274-8
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
保育指導案作成→模擬保育・協議→保育指導案修正・改善という手順を踏みます。
教員との連絡方法
メールか直接研究室へ訪ねてください。
実務経験のある教員