科目コード
E2134
授業科目名
教育の原理
担当者
深澤 悦子
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
教育に関する学問的思考および教育学の基礎的知識を身につけるとともに、教育の成立についての相互の関係を理解する。また、教育の歴史に関する基礎知識を身につけ、それらと今日の多様な教育の理念とのかかわりを通して、過去から現代に至るまでの教育および学校の変遷を学ぶ。教育に関するさまざまな思想や多様な教育理念や実際の教育および学校とのかかわりを理解する。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.教育の本質および目標を理解している。
2.児童および生徒と教師、家庭と学校など、教育を成り立たせる要素とそれらの相互作用を理解している。
3.家族・家庭や子どもにかかわる教育の歴史について理解している。
4.現代における教育課題を歴史的な視点から理解している。
5.学校や学習にかかわる教育の思想を理解している。
履修上の注意事項
・毎回の講義内容で配布される資料やノートをファイル(二つ穴綴じ)に整理するとともに、よく資料を読むこと。わからない文言や内容等がある場合は、自分で調べたり、質問したりすること。わからないままにしておかないこと。
・講義中に検索等で、スマートフォンを活用する場合がありますが、それ以外は、電源を切って、カバンの中に保管してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 教えと育ち 適宜、提示した学習内容に従って行う。
2 近代教育思想における自然と人為 適宜、提示した学習内容に従って行う。
3 近代教育思想における家庭と学校 適宜、提示した学習内容に従って行う。
4 学校と社会 適宜、提示した学習内容に従って行う。
5 学校の変遷 適宜、提示した学習内容に従って行う。
6 子どもからの教育学 適宜、提示した学習内容に従って行う。
7 学力形成と人格形成 適宜、提示した学習内容に従って行う。
8 教育における測定と評価 適宜、提示した学習内容に従って行う。
9 指導における「共感」と「要求」 適宜、提示した学習内容に従って行う。
10 教育学における自由と規律 適宜、提示した学習内容に従って行う。
11 学級教授の思想 適宜、提示した学習内容に従って行う。
12 教育における権利と制度 適宜、提示した学習内容に従って行う。
13 教育における多様性 適宜、提示した学習内容に従って行う。
14 教育の原理から捉えた教育に関する考察―プレゼンテーション― 発表のためのパワーポイントの作成
15 教育における希望 適宜、提示した学習内容に従って行う。
成績評価方法
提出物およびプレゼンテーション 40%  試験 60%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
『教室の人間学』・吉本均(明治図書) 4-18-163002-1
『報告 大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 教育学分野』日本学術会議・教育学分野の参照基準検討分科会
教員からのメッセージ
教育の奥深さや学問的にアプローチする方法、意義、知見を学ぶことが、教育・保育に携わる専門職につながる基礎となります。日頃から、教育関連の文献、新聞記事やニュースを捉え、教育に関するトピックを身近に感じ、教育の可能性や限界について、自分なりの問題意識をもって、講義に臨んでください。
教員との連絡方法
適宜、お知らせします。
実務経験のある教員