科目コード
E2138
授業科目名
教育方法論
担当者
金原遼
対象年度
2025
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
授業・保育の現場における教育方法を学ぶ。そのため、教育方法にかかわる基礎的な知識の習得および対象となる子どもの生活現実に関し学習する(第一回~第五回)、そののち教育方法の基礎技術に関し学習する(第六回~十三回)。それらを踏まえ、授業・保育の現場でいかに教育していくのかについて指導案および集団づくりの観点から考察する(第十四回・第十五回)。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
教育方法に関する基礎知識および子どもを取り巻く現状について説明でき、そうした知識を踏まえた具体的な授業・保育を構想できる資質・能力の獲得を目標とする。そのため以下の小目標を設定する。
①子どもを取り巻く現状や時代背景を理解し、求められる教育実践とは何か説明できる。
②教育方法の基礎技術を理解し、具体的な実践場面とともに教育実践の課題を説明できる。
③具体的な実践場面で自らの教育・保育を構想できる。
履修上の注意事項
配布資料を持参して参加してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 教育方法学と教育実践 これまでの学習や被教育経験について振り返ること
2 教育方法の基礎理論 他講義での学びを振り返っておくこと
3 教えることと学ぶこと 学習内容を復習すること
4 情報化社会における子どもの生活と教育方法 情報化社会に生きる子どもの現実に関し予習すること
5 情報モラルとICT教育 第四回講義を復習し、情報モラルとは何か考察しておくこと
6 教育方法の構成要件:学習環境 / 教育方法の構成要件:環境醸成 学習内容を復習すること
7 教育方法の基礎技術:教育の目標と教材研究 教育の目標について予習することおよび学習指導要領に目を通しておくこと
8 教育方法の基礎技術:教材・教具 学習内容を復習すること
9 教育方法の基礎技術:データを活用した山場の創出 学習内容を復習すること
10 教育方法の基礎技術:板書とノート指導 / 教育方法の基礎技術:遊びの提示 学習内容を復習すること
11 教育方法の基礎技術:学習形態と授業・保育の展開 学習内容を復習すること
12 教育方法の基礎技術:データを活用した評価と教育・保育の改善 学習内容を復習すること
13 教育方法の基礎技術:インクルーシブの視点 他講義の振り返りをしておくことおよび学習内容を復習すること
14 指導案の作成と情報機器活用 指導案について予習しておくこと
15 主体的・対話的で深い学びの実現と集団づくり 講義全体を復習することおよび具体的な実践場面での集団づくりを考察すること
成績評価方法
授業内レポート:40%、最終レポート:60%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
教科に関する基礎知識など、そのほかの講義とも連動した内容になっています。これまでの講義で学習した内容を振り返りながら参加してください。
教員との連絡方法
オフィスアワー等を利用して研究室を訪ねてください。
実務経験のある教員