科目コード
E2149
授業科目名
初等生活科教育法
担当者
神津 弘之
対象年度
2025
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
学習指導要領を踏まえ、生活科学習指導の理論と実践について概説するとともに、模擬授業を通して授業を構成する方法および技術について考察する。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
生活科の基礎的指導理論を理解し、具体的な授業設計を行う知識や能力を獲得する。
履修上の注意事項
配付資料は予備を準備しません。欠席や紛失の場合は各自の責任において補充すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 生活科の目標・内容・方法 生活科教科書(上・下)および学習指導要領を概観する。
2 生活科授業の特質 生活科教科書(上・下)および学習指導要領を概観する。
3 生活科授業における配慮事項 生活科教科書(上・下)および学習指導要領を概観する。
4 生活科の教材・教具と情報通信技術の活用 情報通信技術に関する一般的な活用例を把握する。
5 学習指導案の書き方 具体的な授業場面を想定し、簡単な学習指導案を作成してみる。
6 授業観察の視点 授業観察の視点を念頭に置き、簡単な学習指導案を作成してみる。
7 模擬授業の計画 各自に割り当てられた模擬授業に関して学習指導案を構想する。
8 学習指導案の作成 各自の模擬授業に関して学習指導案を検討するとともに教材準備等を進める。
9 模擬授業(1) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
10 模擬授業(2) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
11 模擬授業(3) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
12 模擬授業(4) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
13 模擬授業(5) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
14 模擬授業(6) 自他の模擬授業の問題点を整理し、学習指導案を検討する。
15 模擬授業の評価 自他の模擬授を振り返り授業づくりの要点をまとめる。
成績評価方法
期末試験 70%、 レポート等提出物 30%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
あたらしいせいかつ 上(東京書籍) 978-4-487-10661-5
新しい生活 下(東京書籍) 978-4-487-11161-9
小学校学習指導要領解説生活編 文部科学省(東洋館出版社) 978-4-491-03464-5
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
小学校学習指導要領を熟読し、生活科という教科とともに小学校1・2年生の子どもについて理解してください。
教員との連絡方法
授業前後の時間を利用してください。
実務経験のある教員
小学校教師の経験を活かした具体的・実践的な授業を行う。