科目コード
E2168
授業科目名
知的障害者の心理
担当者
加藤弘美
対象年度
2024
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
知的障害児に関わる、福祉・教育の施策・歴史的変遷についての知識を習得する。その上で、心理特性、行動特性、認知特性など心理機能について理解し、特性に合わせた支援につぃて考察を深める。また、適応行動の困難さを把握し、理解するとともに、家庭や医療機関、その他関係機関と連携していくための知見を習得する。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.知的障害の心理特性・行動特性・認知特性などの基礎的な知識を学び、理解する。
2.観察や検査を通して知的障害のある幼児、児童又は生徒一人ひとりの知的障害の状態や適応行動の困難さ及び認知の特性を把握することを理解する。
3.家庭や医療機関、その他関係機関との連携の重要性について理解する。
履修上の注意事項
配布資料は、毎回持参すること。授業中のマナー違反(私語、スマートフォンの使用等)に注意をすること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 知的障害児教育の歴史的変遷、知的障害に関連する法律や制度 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。授業時に持参すること。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
2 知的障害とは(定義・発生要因と併存・合併症) 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
3 知的障害児の認知特性(視知覚)と発達支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
4 知的障害児の音声言語と発達支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
5 知的障害児のコミュニケーション支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
6 知的障害児の記憶と数概念の発達支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
7 知的障害児の注意特性と動機づけの発達支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
8 知的障害児の運動発達と発達支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
9 知的障害に関連する障害(肢体不自由・てんかん) 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
10 知的障害に関連する障害(ダウン症) 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
11 知的障害に関連する障害(自閉症) 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
12 知的機能のアセスメント 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
13 支援や指導に活かす検査結果の解釈 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
14 適応行動の困難さの把握と支援 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
15 家庭や医療機関、その他関係機関との連携、授業のまとめ 事前に授業に関わる資料をダウンロードして読んでおくこと。事後には、授業資料を読み返しコメントシートへ記入、次回の授業で提出すること。
成績評価方法
期末試験(70%) 授業内提出物(コメントシート含)(30%)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
配布資料を使用して授業を進めるため、教科書は指定しません。
教員との連絡方法
電子掲示版で連絡のうえ、オフィスアワー(2号館5階519)に訪問すること。
実務経験のある教員
心理士として発達相談、心理検査の実施に関わった実務経験を基に、知的障害者の認知特性や適応行動の障害について事例を交えながら解説し、理解をうながす。実践に役立つ基礎的知識を身につけさせる。