科目コード
E2203
授業科目名
体育方法学・実習(水泳)
担当者
奥野 景介
対象年度
2025
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
クロール及び背泳ぎの水泳技能を習得し、水泳水中運動に関する特性について実践的な知識を付与する。
また、これらの実践から、豊かな人生を築けることに貢献するとともに、学びの重要性についても理解を深める。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
本科目は、個人種目、競争的及び克服型スポーツとしての水泳を通して、基礎的運動能力(平衡性、巧緻性及び全身持久力性)を養い、心身の不調(ストレス)に対応できる能力を養うことを目的とする。同時に、水泳によって、心身の調和的な発達を図り、生涯にわたるスポーツ習慣を形成・定着させる視点に立って、スポーツの意義や価値を体感させる。また、各種泳法の習得によって、走・跳・投と並び必要な体力要素である泳力を向上させ、運動原理の理解を深めるようアプローチする。
到達目標は、クロール、背泳ぎの正確な技能を身につけ、水泳水中運動に関する理解を深めるとともに水泳を通してスポーツの意義や価値を正しく伝える指導力を身につけることである。なお、本科目で行う実技テストの結果は、日本水泳連盟の定める「ニチレイ泳力検定」の基準に照合し、該当する資格級を付与する。
 参考URL(http://www.swim.or.jp/badgetest/index.html)
履修上の注意事項
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス オンラインまたはオンデマンド(座学)
2 水泳の意義、特性、歴史 オンデマンド(座学)
3 クロールの技術解説 オンデマンド(座学)
4 背泳ぎの技術解説 オンデマンド(座学)
5 競泳競技規則 オンデマンド(座学)
6 水泳の基本(浮く、沈む、進む)、クロールの基礎技術(キック) 実技
7 クロールの基礎技術(プル) 実技
8 クロールの基礎技術(コンビネーション) 実技
9 クロールの総合練習、ターン(実践技術) 実技
10 クロール実技テスト(実践技術) 実技
11 背泳ぎの基礎技術(キック) 実技
12 背泳ぎの基礎技術(プル) 実技
13 背泳ぎの基礎技術(コンビネーション) 実技
14 背泳ぎの総合練習、ターン(実践技術) 実技
15 背泳ぎ実技テスト(実践技術) 実技
成績評価方法
授業への取組・振返り50%
実技テスト50%(クロール及び背泳ぎを正しい泳法で25m以上を完泳する)
定期試験 なし
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教科書なし。適宜提示します。
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
日々の授業の成果と各自の健康管理及び疲労回復に努めてください。
教員との連絡方法
メールにて連絡してください。
okunok@waseda.jp
実務経験のある教員
・所沢市総合型地域スポーツクラブ 水泳部門担当 小中学生のジュニア水泳教室(2010年〜現在)
・公益財団法人日本水泳連盟競技力向上コーチ委員会(水泳の指導者養成及び研修会の開催など)(2021年〜2024年)