科目コード
E2214
授業科目名
スポーツ社会学
担当者
森川 貞夫
対象年度
2025
履修区分
教育課程表参照
開講期
2年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
日本におけるスポーツの歴史的・社会的発展の基本を理解する。その上で現代社会におけるスポーツの文化的・社会的価値について学び、生涯スポーツのための基礎として地域スポーツについて総合型地域スポーツクラブなどの現状と問題点、スポーツマスコミの現状と今後の課題などを理解する。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
基礎的なスポーツの歴史的・社会的理解と現代社会におけるスポーツの意義や重要性、さらに生涯にわたってスポーツの楽しさを享受できるための基本的知識・能力を身につけることを目指す。
履修上の注意事項
評価は筆記試験で行いますが、自分のノートは持ち込み可です。したがって授業の中で時に重要な「指示」を出す場合がありますので必ずノートに書き留めておくことが重要です。なお、評価には出席状況がかなりウエイトを占めるのでできるだけ授業には出席すること、三分の二以上の出席が評価の対象となります。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション(現代社会とスポーツ) レジュメや資料配布に留意すること
2 スポーツと政治 教員をめざすからには採用試験の「一般教育」が先ず合格するために日頃から新聞等で国内外のニュースに関心を持って授業に臨むこと
3 スポーツとメディア マスメディア(新聞・テレビなど)にあらかじめ目を通して講義に出てくること
4 近代オリンピックの誕生とその歩み 教科書のオリンピックに関する叙述(近代オリンピックの誕生、ロスオリンピック、ヒトラーのオリンピックなど)をできれば読んでくること
5 日本のスポーツ組織の歴史的・社会的性格 教科書のⅧ 日本のスポーツ文化を通読してくること
6 スポーツとジェンダー 教科書のⅤ スポーツとジェンダーを読んでおくこと
7 スポーツと地域社会 教科書のⅨ スポーツと地域社会 を読み、自分の住んでいた地域のスポーツ状況をあらかじめ理解しておくように。
8 職業としてのスポーツとテスト これまでの授業の復習をよくやっておくこと
成績評価方法
学生に対する評価:毎回の出席カードによる授業への関心・態度を重視する(50%)。試験(あるいはレポート)結果(50%)による。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
よくわかるスポーツ文化・井上俊・菊幸一編著(ミネルヴァ書房)
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
私自身は高校の教員生活12年の経験があります。この授業は、将来、保健体育の教員になることを前提に講義しますので教師を目指す学生諸君の熱心な受講を期待しています。
教員との連絡方法
オリエンテーション時にくわしくは説明しますが、できるだけメールでお願いします。
E-mail:sada.mori@nifty.com
実務経験のある教員