科目コード
E3107
授業科目名
療育Ⅰ
担当者
中條 晶子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
保育や敎育の現場で小児領域の言語聴覚療法の知識がなぜ必要なのかを理解し、小児領域の言語聴覚療法が対象とする子どもの特性を知り、保育や教育の現場での対応を学ぶ。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.小児領域の言語聴覚療法の実際を把握し、対象となる子どもの特性を理解する。
2.小児領域の言語聴覚療法の対象となる子どもへの療育的対応や合理的配慮の内容と方法を学ぶ。
3.療育にかかわる関係機関の把握と関係者との連携を理解する。
履修上の注意事項
他の学生の受講の妨げとなるような行動(授業中の私語、携帯電話の使用等)は禁止。
配布資料について、予備の配布は行いません。紛失した場合は各自の責任において、他の学生からコピー等をしてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 言語聴覚療法と療育 事前:配布資料に目を通し、言語聴覚士について情報収集する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
2 教育現場における合理的配慮と言語聴覚療法 事前:配布資料に目を通し、合理的配慮についての既習内容を確認する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
3 教育現場における合理的配慮 〜事例を通して〜 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
4 ことばとコミュニケーション 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:指示された課題に取り組み提出する(300分)
5 言語聴覚士の立場から見た乳児期の課題 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)、事後:関連資料を検索、閲覧し、理解を深める(120分)
6 言語聴覚士の立場から見た幼児期の課題 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
7 言語聴覚士の立場から見た学童期の課題 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
8 言語聴覚療法の実際 ―発音の問題に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:指示された課題に取り組み提出する(300分)
9 言語聴覚療法の実際 ―聞こえの問題に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
10 言語聴覚療法の実際 ―ことばの遅れに対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
11 言語聴覚療法の実際 ―やりとりの問題に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
12 言語聴覚療法の実際 ―読み書きの問題に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:指示された課題に取り組み提出する(300分)
13 言語聴覚療法の実際 ―吃音に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
14 言語聴覚療法の実際 ―肢体不自由/摂食・嚥下の問題に対してー 事前:配布資料に目を通し、紹介資料を検索、視聴する(90分)事後:関連資料を検索、閲覧し理解を深める(120分)
15 家族の援助と支援のあり方、関係機関との連携 事前:これまでの講義内容を復習し疑問があれば質問の準備をしておく(120分)事後:講義内容の復習、試験の準備(450分)
成績評価方法
期末試験85%、講義時に指定した小レポート15%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業後に配布資料に目を通しどのような情報がどこに記載されているかがわかるようにし、必要なときに該当資料にアクセスできるようにしてください。
教員との連絡方法
講義終了後、教室で。授業時以外は教務課に連絡してください。
実務経験のある教員
病院での言語聴覚士としての実務経験を活かし、保育や教育の現場で支援を必要としている子どもへの対応について具体的なケースを通して説明します。