科目コード
E3116
授業科目名
初等教育実習事前事後指導
担当者
権田あずさ/二宮孝司
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
3年・4年
通年
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
初等教育実習では,幼児教育・小学校教育についての大学での理論的な学びを,幼稚園・小学校で具体的体験を通して深める。そのために初等教育実習事前事後指導では,①実習に向かう構えをつくること,②実習記録や指導計画について具体的に学ぶこと,③実習をふり返り次の実習へ向けた課題を明確にすることを行う。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
保育者・教育者として実習に取り組むために,以下のことを身につける。
①保育者・教育者としての基本的な態度・構えや技術  ②実習を通して自己をふり返り課題を明確にする力。
履修上の注意事項
コースによって実施時期が異なるので注意をすること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション 事後:実習関連書類の整理を通して実習までの見通しを持つ(60分)
2 実習の留意事項(倫理的配慮、実習生の心構え) 事後:実習事前指導記録,実習に必要な書類の作成(60分)
3 初等教育実習の意義、目的 事後:実習事前指導記録,実習に必要な書類の作成(60分)
4 初等教育実習の内容、方法 事後:実習事前指導記録,実習に必要な書類の作成(60分)
5 実習記録について① 実習記録の意義を理解する 事後:実習事前指導記録,実習に必要な書類の作成(60分)
6 実習記録について② 事例等を用い実際に実習記録をとる 事後:実習事前指導記録,実習に必要な書類の作成(60分)
7 指導計画の意義を理解する 事前:これまで書いた指導案を整理し,指導案の書き方を確認しておく(30分)事後:指導案の書き方を確認する(30分)
8 実習に向けて① 第1グループの模擬授業会ないし模擬保育会を行う 事前:模擬授業ないし模擬保育の準備(30分)事後:模擬授業ないし模擬保育を振り返る(30分)
9 実習に向けて② 第2グループの模擬授業会ないし模擬保育会を行う 事前:模擬授業ないし模擬保育の準備(30分)事後:模擬授業ないし模擬保育を振り返る(30分)
10 実習に向けて③ 第3グループの模擬授業会ないし模擬保育会を行う 事前:模擬授業ないし模擬保育の準備(30分)事後:模擬授業ないし模擬保育を振り返る(30分)
11 事後指導① 実習の自己評価を行う 事後:実習日誌の整理(60分)
12 事後指導② 実習報告会で自分の実習を発表することにより,他の実習を理解し自己のふり返りを行う 事前:実習報告会の準備(30分)事後:実習日誌の整理,実習の振り返り(30分)
13 事後指導③ 自己課題の確認,次の実習へ向けた目標の設定を行う 事前:自己課題の明確化(30分)事後:自己課題を踏まえた実習目標を設定する(30分)
14 まとめ① 課題の整理 事後:実習課題の整理(60分)
15 まとめ② 実習の振り返り 事後:実習の振り返り(60分)
成績評価方法
授業の提出物80%,発表20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
これまでの講義をふまえて、実習に向けた準備をすすめましょう。
教員との連絡方法
実務経験のある教員