科目コード
E3145
授業科目名
特別支援教育実習(事前・事後指導)
担当者
竹林地 毅
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
4年
通年
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
大学での学びを、特別支援学校での実際的・体験的な学びを通して深めるための心構え、態度を培い、実習記録や指導計画や学習指導案の作成について具体的に学び、実習後は、実習を振り返って、自らの課題を明確にする。
DPとの関連
①平和を希求し、その教育に努め、幸せな人生を創造しようとする力を身につける
②人間愛のもと、ケアすることの意義を教育・保育の専門性において学び、専門的な知識・技術との統合を図る力を身につける
③修得した専門的な知識・技術を活用し、教育者・保育者として実践する力を身につける
④教育・保育者として、子どもの育ちや学びに関わる問題について時代の変化を見通して研究し、新たな価値の創造を図る力を身につける
⑤社会との連携を図り、人々の教育的・保育的ニーズや社会的ニーズに応えることができる力
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
特別支援教育に携わる教師としての基本的な心構えと態度、指導計画や学習指導案作成の技術を身に付ける。また、特別支援学校での教育実習を振り返って、自己の課題を明確にする力を身に付ける。
履修上の注意事項
1.実習校の児童生徒の人権に十分配慮するとともに、一人一人の人格を尊重しなければならない。とりわけ、児童生徒に体罰やハラスメントをしてはならない。
2.実習校での出来事や児童生徒について知り得た情報は、家族や知人などに決して口外しない。実習にかかる学習以外の場や公共の場、電子媒体などで話題にしてはならない。
3.教育実習に関する記録物には、個人を特定する情報が含まれる可能性があるため、管理を徹底する。
4.実習前に行われる学内での説明会やこの「事前事後指導」には必ず出席しなければならない。
5.実習前・実習中・実習後の心得(心構え、出退勤に関するルール等)を理解し、遵守する。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 事前指導:特別支援教育実習(特別支援学校)における倫理的配慮及び心得(実習までに準備すること) 【竹林地 毅】 配付資料(実習のてびき)を精読すること。
2 事前指導:特別支援教育実習(特別支援学校)の心得(実習中の心得)、学習指導案のサンプルの分析 【竹林地 毅】 配付資料を熟読すること
3 事前指導:特別支援教育実習(特別支援学校)の心得(実習後にすること)、模擬授業の学習指導案の作成 【竹林地 毅】 配付資料を熟読すること
4 事前指導:特別支援教育実習(特別支援学校)の心得(実習校のオリエンテーションで確認すること)、模擬授業と学習指導案の改善 【竹林地 毅】 配付資料を整理すること
5 事後指導:体験の発表と協議(学びの意味づけ・価値付け) 【竹林地 毅】 発表後に学びのレポートを作成すること。
6 事後指導:学びのレポートに基づく発表資料の作成 【竹林地 毅】 発表資料を整理すること。
7 事後指導:特別支援教育実習(特別支援学校)報告会 【竹林地 毅】 発表後に気づき等をまとめること。
8 事後指導:事後指導の振り返りと課題の整理 【竹林地 毅】 事後に課題レポートを作成し、提出すること。
成績評価方法
学びのレポート 20% 報告会での発表 40%  課題レポート 40% 
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
教育実習後も文化祭や学習発表会などの実習校の行事に参加させてもらい、継続して交流し、さらに実践力を深めていく努力をすること。
教員との連絡方法
メール(chikurinji@hcu.ac.jp)に連絡をください。
実務経験のある教員
知的障害特別支援学校と小学校特別支援学級での教育実践、教育センターや教育研究所や教育委員会での勤務経験を活かした実際的・実践的な指導をめざします。