科目コード
G7201
授業科目名
健康増進・障害予防学特論
担当者
藤村 昌彦・伊藤 祥史・甲田 宗嗣・平尾 文・馬屋原 康高・上川 紀道
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
WHOの定義によると「健康とは単に病気ではない、虚弱でないというのみならず、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態を示す」とある。我々を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、疾病の構造も感染症などから慢性期疾患へと変化し、生活習慣病が死亡原因の主流を占めている。予防の概念に基づき、疾病予防、健康増進への方法論、保健医療についての知識を修得する。
DPとの関連
①研究者、教育者、又は高度の専門職業人として保健学関連領域における研究課題を発見し、分析・評価し、科学的根拠を探求して新たなケア技術やシステムを創出できる研究力
②地域社会での質の高いケアの提供のため、自身がリーダーシップをとり、異なった専門的背景をもつ専門職と、同じ目標に向けて連携していくためのファシリテーション能力
③保健学の専門的な学術理論と実践の融合を図り、社会に対して新たな知見を提案できる能力
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
健康増進・障害予防について学び、対策や予防について考えることができる。
履修上の注意事項
配布資料について、予備の配布は行いませんので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からコピー等をしてもらってください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 健康増進・障害予防学を学習する意義と学習方法についてオリエンテーションをする。 【藤村】 なぜ予防医学という概念が生まれたか調べてください。
2 障害予防の見地から骨粗鬆症に関して教授し臨床に生かせるように解説する。 【藤村】 骨粗鬆症の発症メカニズムを理解しましょう。
3 ロコモティブシンドロームが健康増進に及ぼす影響について文献提示して考察していく。 【藤村】 ロコモティブシンドロームの概要を調べ、原因・症状・対策について調べてください。
4 健康増進に必要な評価と運動の知識についての理解する 【伊藤】 健康増進に必要な評価と運動について調べておいてください。
5 障害予防に必要な評価と運動の知識についての理解する 【伊藤】 障害予防に必要な評価と運動について調べておいてください。
6 健康増進・障害予防の運動療法について 【伊藤】 健康増進・障害予防の運動療法について調べておいてください。
7 洋雑誌検索による先行研究の把握 【甲田】 文献検索実践
8 英文抄読の実践 【甲田】 英文抄録実践
9 先行研究の知見の整理 【甲田】 プレゼンテーション準備
10 健康増進と食生活習慣との関連についてディスカッションをする 【平尾】 自分の普段の食生活について振り返る
11 健康増進と食生活習慣との関連について実技を通して理解する 【平尾】 学んだ実技を実生活で実践する
12 ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチの違いと行動変容について理解する。 【馬屋原】 事後学修:講義内容のまとめ(1h)
13 ポピュレーションアプローチやハイリスクアプローチの実践や研究方法について討議する。 【馬屋原】 事前学修:文献検索し研究方法を確認しておく(1h)
14 スポーツや運動による健康増進・障害予防について理解する。 【上川】 これまでのスポーツ経験について振り返っておいてください
15 スポーツや運動による健康増進・障害予防について討議する。 【上川】 各世代が生活の中にスポーツや運動を組み込むために必要なことを考えておいてくだ さい
成績評価方法
課題(50%)およびディスカッションによる評価(50%)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※適宜資料配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
※その都度紹介します。
教員からのメッセージ
双方向性の授業を促進させます。質問を積極的に受け入れてディスカッションを組み込むことで学習効率を高めたいと考えます。
教員との連絡方法
藤村昌彦:masafuji@hcu.ac.jp 伊藤祥史:s.ito@hcu.ac.jp 甲田宗嗣:kota@hcu.ac.jp
平尾文:aya.72710@hcu.ac.jp 馬屋原康高:uma@hcu.ac.jp 上川紀道:kamikawa@hcu.ac.jp
実務経験のある教員