科目コード
N12110
授業科目名
比較文化論
担当者
浮田 三郎
対象年度
2025
履修区分
選択
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
近年、人、物、情報の交流が活発になり、民族・言語・文化的背景を異にする世界の人々がともに社会生活を営むようになった。このような時代にあって、世界の異なる文化的事情や背景について学び、相互交流や異文化交流のために必要な知識を学修する。また、文化の多様性や身体・病気・生死についての見方についての理解を深める。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
民族・言語・文化的背景を異にする世界の人々の社会生活を概観し、それらの異同を理解し、異文化間の相互交流や多文化共生のために必要な知識と能力を修得する。
履修上の注意事項
必要な資料は配付します。授業中の私語は禁止。携帯電話の使用は禁止します。授業の内容を理解し、自分の意見も述べてみましょう。毎回出席を取ります。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス、文化の多様性と多文化共生 世界の言語どのくらいあるでしょうか、また文化の多様性について考えてみて下さい。
2 世界の人々との交流 世界の人々とおつきあいをするためのにはどんなことが必要でしょうか。(〜p41)
3 世界の食事の味 世界の食事の味を(p42〜63)どんなものが好きか考えてみましょう。
4 世界の食事の習慣、飲食の制限 世界の食事の習慣と飲食の制限についてどんなことか考えてみましょう。(p64〜77)
5 世界の住まいとトイレ 世界には気候に合った住まいや民族の習慣に合ったトイレがあります。(p80〜101)
6 服装が人を表す みなさんの服装と世界の人々の服装を比べてみて下さい。(p103〜115)
7 制限だらけの世界の結婚 世界の結婚の仕方、恋愛の仕方を考えてみましょう。(p118〜138)
8 世界の結婚と家族 世界の家族のあり方、その制限などを考えてみましょう。(p138〜161)
9 世界のカレンダー 宗教と暦、お祭りの関係も考えてみましょう。(p162〜184)
10 世界の街の習慣、制限と罰金 街の生活習慣、そこに見られる制限と罰金について考えてみましょう。(p189〜209)
11 世界のビジネスマンたち 世界の働き者はどこの国でしょう。日本?考えてみましょう。(p219〜225)
12 世界のスポーツと娯楽 世界のスポーツと娯楽にはどんなものがあるでしょうか。(p227〜245)
13 各国の公共制度、平等と不平等 各国の公共制度、どこが平等、不平等でしょうか。(p149〜265)
14 世界の教育事情 世界の教育事情、日本が一番大変でしょうか。(p267〜287)
15 世界の病気観と生死観 世界の病気と生死に関する諺などから見る考え方などを考えてみましょう。(プリント資料)
成績評価方法
期末試験と小レポートの結果、教室での質疑応答も考慮します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
対訳 英語で比べる「世界の常識」 4-7700-2346-4
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
対訳 誤解される日本 ・ 賀川 洋(PHP新書) 9784569773025
教員からのメッセージ
日常の世界のニュースや映画などを見る時に、異文化理解という観点からも考えてみるようにします。
教員との連絡方法
Mail : ukida@hiroshima-u.ac.jp
実務経験のある教員