科目コード
N12301
授業科目名
看護学概論
担当者
中井芙美子 三島真由美
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
看護を志す学生が初めて「看護とは何か」「看護師とはどのような職業であるか」を学修する科目であり、今後4年間で看護学を学ぶ基礎となる。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.「看護」ということについて、自分の考えがもてる。
2.社会及び個人等に対する看護師の役割が理解できる。
3.主な看護理論が理解できる。
4.健康のとらえ方が理解できる。
5.国民の健康状態を示す指標の意味が理解できる。
6.他職種による医療チームの必要性がわかる。
7.看護活動の場を知ることができる。
8.看護実践に求められる看護職の能力がわかる。
履修上の注意事項
2年生の基礎看護技術学実習Ⅰの先行要件の科目のため、単位末取得時は基礎看護技術学実習Ⅰの履修資格はありません。
看護の入り口です。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 「看護」ということ(看護の始まりとナイチンゲールが伝えること他) 【三島】 看護学概論 P10 P13 P20 P369
2 看護の役割と活動の場 【三島】 看護学概論 P39 P159~162 P225~240
3 看護の変遷~歴史的背景を踏まえて~ 【中井】 看護学概論 P11~35 P140~149
4 看護の対象と対象理解のための理論1 【中井】 看護学概論 P94~106 P15~17 P354~
5 看護の対象と対象理解のための理論2 【中井】 看護学概論 P94~106 P15~17 P354~
6 健康であるということ、健康でないという状態 【三島】 看護学概論 P108~110 P111~115
7 国民の健康健康状態の指標 【三島】 看護学概論 P115~136
8 看護者及び看護実践に求められる力~個別的看護実践のために~ 【三島】 看護学概論 P49~53 P186~271
9 看護業務の特殊性と医療事故 【三島】 看護学概論 P292~297 P300~303
10 チーム医療と関連職種 【三島】 看護学概論 P223~225 P366~368
11 看護提供の仕組み 【三島】 看護学概論 P231~234 P242~245 P247~255
12 医療保険制度の仕組み 【三島】 看護学概論 P90 P254~268
13 看護における管理 【三島】 看護学概論 P271~291
14 看護の国際的活動・災害時における活動 【三島】 看護学概論 P15 P306~361
15 看護と看護職の未来 【三島】 看護学概論 P150~168
成績評価方法
4/5以上の出席が評価を受ける条件となる。
中間評価、レポート(50%)日時や課題については、授業の中で連絡します。
期末テスト    (50%)期末試験の時間割に沿って実施します。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
系統看護学講座 専門分野1 看護学概論(基礎看護学①)茂野香おる他 医学書院 978-4-260-02181-4
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
適宜、授業の中で紹介します。
教員からのメッセージ
看護専門用語や理論、統計データなどがあります。
1度では理解が難しいものもありますが、復習により理解が可能になります。
ノートの整理が重要です。
教員との連絡方法
授業欠席・遅刻時は、事前にC-ラーニング「看護学概論」または事務局(082-250-1133)に連絡してください。
実務経験のある教員