科目コード
N12308
授業科目名
発達看護学概論
担当者
酒井知恵子/尾黒正子/酒井美奈子/山田晃子/藤原理恵子
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
2単位

授業の概要
発達(成人・リプロ・小児・老年期)の視点から看護の対象を理解し、各段階に応じた看護のあり方を学習する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1. 子どもの権利、小児看護に関連する施策や理論について説明することができる。
2. リプロダクティブ・ヘルスに関する概念や倫理、法や施策について説明することができる。
3. 成人各期にある人の身体的・心理的・社会的特徴と健康問題について説明することができる。
4. 成人を取り巻く社会環境が健康におよぼす影響とその対策について説明することができる。
5. 高齢社会の現状と老年看護における倫理的課題を説明することができる。
6. 高齢者の尊厳を支える看護実践とは何かについて説明することができる。
履修上の注意事項
資料は講義時に配布します。予備の配布は行いません。
提出物は期限を厳守してください。
授業中の私語、携帯電話の使用等、受講の意思がないと判断される行為が認められた場合には、退室を促すことがあります。その際には、欠席扱いとします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 ガイダンス/小児看護の目的、小児看護の変遷と課題 【酒井知恵子/藤原理恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
2 子どもの権利と看護 【藤原理恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
3 小児看護と法律・施策 【藤原理恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
4 小児看護で用いられる理論 【藤原理恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
5 母性看護の基盤となる概念、リプロダクティブ・ヘルスに関する概念 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
6 生殖に関する生理、生殖における健康問題と看護 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
7 母子保健に関する動向と法律や施策 【山田晃子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
8 成人期の看護、成人期の特徴 【酒井知恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
9 成人を取り巻く社会環境と生活 【酒井知恵子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
10 成人各期における特徴的な健康問題 【尾黒正子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
11 成人の健康の動向と保健・医療・福祉政策 【尾黒正子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
12 老年期を生きる人の理解 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
13 老年期における特徴的な健康問題 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
14 高齢者の暮らしを支えるヘルスケアシステム 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
15 老年看護に関連する法律や施策 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
成績評価方法
期末試験60%、レポート・ミニテスト等40%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
ナーシング・グラフィカ 小児看護学①小児の発達と看護・中野綾美編(メディカ出版)(人間発達学のテキストと同様) 978-4-8404-7842-7
老年看護学 第9版 ・ 北川公子(医学書院) 978-4-260-03186-8
母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル(改訂第3版)・齋藤いずみ/長谷川ともみ/三隅順子編(南江堂)、成人看護学 概論 社会に生き世代をつなぐ成人の健康を支える(改訂第4版) 林直子/酒井郁子/鈴木久美/梅田恵編(南江堂) 978-4-524-22979-6、978-4-524-23073-0
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
発達看護学を学ぶ上で基盤となる科目です。
予習や復習を確実に行い、知識を確実なものとしましょう。
専門用語の意味等を理解していきましょう。
教員との連絡方法
c-learningを利用してください。
実務経験のある教員
全ての担当教員が看護職としての実務経験あり。
発達段階に応じた対象の理解、看護のあり方について講義を行う。