科目コード
N22213
授業科目名
看護の法と責務Ⅰ(総論)
担当者
大田 晋
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
医療サービスは、患者をはじめサービス利用者の生命、健康さらに生活に大きく関わるものであることから、さまざまな医療関係法によって厳しく規定・規制されている。看護師は医師と同様、医療分野におけるサービス提供者として重要な役割と責任を持っており、法的ルールの中でその責務を果たすことが求められる。
 「看護の法と責務Ⅰ」では、まず法・法律の基礎知識を学び、次に医療関係法規とそれに基づき整備されているさまざまな制度を学習する。また、看護師にとって自分の業務と資格を規定する法律である 「保健師・助産師・看護師法」を詳しく学ぶ。
 さらに医療・看護に関連する訴訟事例を学習し、それを通して看護(師)の法的責務を具体的に理解する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
社会保障のうち医療を中心にさまざまの関係法を学びそこにおける法的責任をしっかり修得する。
履修上の注意事項
毎回配布される講義プリントの整理と復習が必須。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 イントロダクション 【大田 晋】 事後に配布プリントを読み返すこと。
2 法・法律の基礎知識。 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
3 わが国の医療制度~全体像、基本構造、特徴と課題 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
4 医療専門職の資格に関する法律~法体系、医師法その他。 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
5 「医療法」~病院・診療所、広告規制、医療法人、医療計画など。 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
6 医療費保障制度~医療費の動向、医療費保障制度の全体像 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
7 健康保険制度と国民健康保険制度 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
8 高齢者医療制度 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
9 看護師の現状と看護の法体系 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
10 「保健師・助産師・看護師法」~その1 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
11 「保健師・助産師・看護師法」~その2 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
12 看護に関わるその他の法律 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
13 医療・看護における法的責任(理論) 【大田 晋】 ノートに貼ったプリンントの復習。講義を聴きながら自分が書いた内容の整理。
15 まとめと総復習 【大田 晋】 事後にこれまでのすべての配布プリントおよび授業中に書いたノートを読み返すこと。復習の徹底。
成績評価方法
期末試験(90%)
学習態度(10%)
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
「はじめての社会保障」 田中耕太郎・椋野美智子 有斐閣 978-4-641-22072-0
教員からのメッセージ
毎回配布される講義プリントを大学ノートに貼り、講義を聴きながらノートを取っていくことが学習の基本。そのノートを復習することが重要。
教員との連絡方法
講義後に教室において個別に質問に応じる。
実務経験のある教員
30年にわたる社会保障行政経験で蓄積した「生きた社会保障」を学生に伝え、また、法令順守の重要性を感得させる。