科目コード
N22317
授業科目名
地域・在宅看護方法論
担当者
武田留美子 /空本恵美/塚本仁美 他
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
在宅において展開される医療技術と在宅で求められる看護技術を学ぶ。
療養者と家族の在宅における療養生活の継続を支援する看護(訪問看護)の実際を学ぶ。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.在宅療養における医療・看護技術について理解することができる
2.在宅における療養者と家族について在宅看護の特色をふまえた視点含めた看護過程を展開し、演習をもとに実践できる
3.在宅看護における必要な制度や介護サービスについて理解し、実習へつなげることができる
履修上の注意事項
①課題を課すが、提出期限の〆切を過ぎたものは受理しない。また課題の一部は、実習事前課題として後日(発達実習オリエンテーション時)にまとめて提出をしてもらうので保管をしておくこと。
②演習は白衣で行うが白衣に準じた身だしなみで参加すること。ただし、7月3日(木)14回目には、在宅看護実習時の訪問スタイル(襟付きのポロシャツ・ジャージ)服装と髪型を整えて参加すること。
③中間テストを5/29 で行う。
④実習につながる講義や演習のため、遅刻は厳禁。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 4/10<3限目> ガイダンス/地域・在宅看護における基本姿勢と考え方 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストの熟読、学修内容の整理(60分)
2 4/10<4限目> 在宅における日常生活の技術(排泄) 【塚本仁美】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
3 4/17<3限目> 在宅における日常生活技術(食事・清潔・移動・コミュニケーション) 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストの熟読、学修内容の整理(60分)
4 4/17<4限目> 在宅における医療技術(服薬・褥瘡・腹膜透析)  【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
5 4/24<3限目> 在宅看護の看護過程 【空本恵美】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:事例の疾患理解と情報の整理(60分)
6 4/24<4限目>在宅看護過程(1)アセスメント 【空本恵美】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
7 5/1<A3限目・B4限目> (演習) 在宅看護過程演習(2)看護計画   【空本恵美】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
8 5/8<A3限目・B4限目> (演習) 在宅看護における基本技術 コミュニケーションとマナー 【空本恵美/塚本仁美/武田留美子他】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストの熟読、学修内容の整理(60分)
9 5/15<A3限目・B4限目> (演習) 在宅における栄養補給法(胃ろう・中心静脈栄養) 【塚本仁美/武田留美子その他】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
10 5/29<3限目>中間テスト (演習) 在宅における在宅酸素療法と人工呼吸法① 【空本恵美/塚本仁美/武田留美子他】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
11 5/29<4限目> (演習) 在宅における在宅酸素療法と人工呼吸法② 【空本恵美/塚本仁美/武田留美子他風間/空本/藤井】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
12 6/5<3限目> 在宅におけるアセスメント(療養環境、介護力) 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストの熟読、学修内容の整理(60分)
13 6/5<4限目> 在宅における制度と介護サービス機関 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:課題作成と提出(90分)
14 7/3<A3限目・B4限目> (演習)模擬訪問 【塚本仁美/武田留美子その他】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:学修内容の整理(60分)
15 7/10<A3限目・B4限目> (グループワーク) 訪問演習フィードバック  【武田留美子/塚本仁美他】 事前学習:テキスト該当範囲の通読と演習内容の振り返り準備(40分)、事後学習:学修内容の整理(60分)
成績評価方法
期末試験60%,レポート(課題、授業内ワークシート)40%,授業・演習態度も参考とする。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
再試験をする場合も期末試験60%、レポート(課題、授業内ワークシート)40%で行うので注意すること。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
地域・在宅看護の実践/河原加代子(医学書院) 978-4-260-04714-2
地域・在宅看護の基盤/河原加代子(医学書院) 978-4-260-04689-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
弱み強みから見た地域・在宅看護課程/河野あゆみ(医学書院) 978-4-260-03684-9
教員からのメッセージ
在宅看護技術は、生活の場で提供する技術のため、応用力が必要とされます。基礎・成人・老年・小児・精神領域の技術や知識と並行しながら学んでください。
後期の実習につながる演習です。実習は基本、訪問看護師さんと学生さん1名となるため、実習場で自分一人判断・行動できるためにも演習で力と自信をつけていくことが必要です。
教員との連絡方法
c-ラーニングまたはメールで連絡ください
実務経験のある教員
教員全員が実務経験あり
在宅看護に携わった経験のある教員あり