科目コード
N22318
授業科目名
地域包括ケア論
担当者
武田留美子/今坂鈴江
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
地域包括ケアの概念と様々なライフサイクル、健康レベルにある人々の地域における健康支援、ケアシステムとケアの提供について学ぶ。さらに医療施設のみにとどまらず地域で生活する多様な人々を対象とした看護および多職種連携について学び、保健医療と看護についての包括的な視点を身につける。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.地域包括の概念について理解できる。
2.様々なライフサイクル、健康レベルにある人々の地域における健康支援、ケアの提供について理解できる。
3.地域で生活する多様な人々を対象とした看護の多職種や患者・家族に対する役割について理解する。
4.地域包括ケアにおける多様な専門職および地域の人々との連携協働し活動する看護の役割について学ぶ。
5.地域包括ケアの取り組みの実際を知る。
履修上の注意事項
資料は講義時に配布します。予備の配布は行いませんので、無断欠席や紛失の場合は、各自の責任において対応してください。
課題提出を毎講義ごとに課しますが、欠席時の課題は受け付けません。また期限を過ぎた提出物も受け付けません。
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止です。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 5/7 地域包括ケアシステム概論 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
2 5/14 地域包括システムの実際(精神) 【今坂鈴江】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
3 5/21 地域包括システムの実際(難病・障がい者) 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
4 5/30(金)3限目<★講義日・教室変更 中1>  地域包括システムの実際(小児)   *ゲストスピーカー           【今坂鈴江】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
5 6/4 地域包括ケアシステムの実際(成人) 【今坂鈴江】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
6 6/11 地域包括システムの実際(老年) 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
7 6/18 地域包括ケアの実際~多職種連携~(地域包括支援センター、ケアマネジャー) 【武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(10分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(90分)
8 6/25 地域包括ケア(グループワーク 地区分析) 【今坂鈴江/武田留美子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(50分)、事後学習:テキストと講義資料をもとに課題提出(50分)
成績評価方法
筆記試験60点。レポート40点(講義日ごとに課題を課します。1課題5点満点と換算)*欠席時の課題は評価しない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
系統看護学講座 専門分野 地域・在宅看護の基盤 地域・在宅看護論1 医学書院(2年次に購入済み) 978-4-260-04689-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
これからの医療・看護を支えるために重要な視点となります。この視点をもとに地域における看護の役割を考え、実践できるようにしていきましょう。
教員との連絡方法
Cラーニングで連絡してください。
実務経験のある教員
全ての担当教員が看護職としての実務経験あり。