科目コード
N22320
授業科目名
成人看護学実習Ⅱ
担当者
尾黒正子/後藤淳/廣田旬孝
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
後期
実習期間
10日間
単位数
2単位

授業の概要
1)急性期にある対象者の特徴とそれに対応した看護ケアの実際を学ぶ。主に手術を治療方法とする対象者を受け持ち,周手術期にある対象者を通して,手術に伴う身体的・心理的変化や回復過程に応じた個別的な看護アプローチを学ぶ。
2)Evidenceに基づいた看護ケアが提供できるよう,文献やガイドラインにアクセスし,実践する基本的能力を養う。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1)治療前から,治療(麻酔,手術等)に伴う生体変化と合併症のリスク回避を含めた身体的準備と手術・治療に対する不安について必要な援助ができる。
2)治療直後から系統的な全身状態の観察を行い,全身麻酔,手術による侵襲,合併症のリスクをアセスメントできる。
3)治療後の回復過程に応じた合併症予防,日常生活行動の拡大に必要な援助ができる。
4)生活背景や手術後の身体状態から,退院後の生活を見据え個別性に沿った援助ができる。

実習先行要件
1・2年次開講の看護基幹科目および看護展開科目の必修科目、発達展開科目の必修科目、発達看護学(成人看護方法論Ⅱ(急性期))、看護学総合演習Ⅰ(看護実践基礎力の涵養)の単位を修得すること。
履修上の注意事項
指定された自己学習、それ以外にも実習において必要と思われる自己学習を行い、実習に臨むこと。
実習スケジュール
実習要綱 を参照
成績評価方法
実習要綱の評価表に基づいて、評価する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教員からのメッセージ
一緒に楽しく学びましょう。
教員との連絡方法
学内携帯、C-learning
実務経験のある教員
担当教員全員