科目コード
N22331
授業科目名
チーム医療論Ⅱ(看護師の役割とキャリア形成)
担当者
津田 祐井 風間
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
チーム医療論Ⅱではチーム医療論1に続き、チーム医療の理念と実際について学修を深め、チーム医療における多職種協働と看護専門職の役割、キャリア形成について学修する。
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1. チーム医療の理念である4つの要素、倫理を理解する。
2. チーム医療と生活を支えるチームアプローチの論理やデザイン、多職種協働を理解する。
3. チーム医療における看護専門職とキャリア形成を理解する。
4. チーム医療の実際(事例検討)を通して看護師の役割を理解する。
履修上の注意事項
・教科書必携(教科書に沿って講義をすすめる) 
・グループワークで積極的に発言し参加する。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 チーム医療の4つの要素(専門性志向、患者志向、職種構成志向、協働志向)と困難を学ぶ。 【津田】 事前に教科書の目次を読み、該当箇所を読んでおく(60分)事後は出された課題について調べてC-ラーニングで提出する(60分)。
2 チーム医療への期待と倫理(患者を中心としたチーム医療)を学ぶ。 【津田】 事前に教科書の目次を読み、該当箇所を読んでおく(60分)事後は出された課題について調べてC-ラーニングで提出する(60分)。
3 チーム医療からチームアプローチへの論理(医療、介護、福祉との連携)、多職種協働、地域包括ケアシステムを学ぶ。 【津田】 事前に教科書の目次を読み、該当箇所を読んでおく(60分)事後は出された課題について調べてC-ラーニングで提出する(60分)。
4 チーム医療の中で看護の専門性及び看護専門職のキャリア形成について学ぶ。 【津田】 事前に教科書の目次を読み、該当箇所を読んでおく(60分)事後は出された課題について調べてC-ラーニングで提出する(60分)。
5 キャリア構築に向けた自己解析とコミュニケーション ①キャリア・アンカー ②アサーティブ・コミュニケーション 【祐井】 事後学習:自己のキャリアアンカーと自己のコミュニケーションの傾向を確認する
6 キャリア形成を学ぶー卒業生のキャリア体験から自己のキャリア形成をイメージするー 【祐井】 事後学習:現時点の自己のキャリア形成をイメージする
7 自己のキャリア形成を考えるー自分が目指す働き方や生き方を考えるー 【祐井】 事前学習:自己のキャリアアンカーと卒業生のキャリア体験を参考に自己のキャリア形成を考える
8 チーム医療活動の実際⓸ 在宅のチームアプローチと看護師の役割を学ぶ。 【風間】 事前に教科書や参考資料を読み、該当箇所を読んでおく(60分)事後は出された課題について調べてC-ラーニングで提出する(60分)。
成績評価方法
課題レポート提出(課題と内容が一致し、自己の考察を述べている)
4/5以上の出席で履修資格あり。8回講義中、2回欠席(公的欠席を除く)で履修資格喪失となります。
本科目は必修科目なので、単位履修不可の場合、3年生への進級不可の可能性があります。

ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
チーム医療とは何か 細田満和子著  日本看護協会出版 978-4-8180-2361-1
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
チーム医療論 鷹野和美編著 医歯薬出版株式会社 4-263-23392-1 c3047
実践多職種連携教育 寺崎文生監修 中外医学社 978-4-498-10912-4
教員からのメッセージ
主体的に授業に参加することを期待しています。
教員との連絡方法
講義の中でお知らせします。
C-ラーニングで、連絡お願いします。
欠席・遅刻は事前にご連絡ください。緊急時は事務局に電話にて連絡お願いします。
実務経験のある教員
多くの臨床体験を基盤として、講義に反映していきたいと思います。