科目コード
N22332
授業科目名
看護マネジメント
担当者
酒井 美奈子 
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
4年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
看護の質向上と質保証のために看護マネジメントの概念について学び、看護組織の仕組み,効果的かつ効率的に機能させるためのシステム、リーダーシップ・メンバーシップについて理解を深め、自己および組織が担う役割を理解する.さらに看護マネジメントに必要な理論や技法について基礎的な知識を修得する.
DPとの関連
①平和を希求する姿勢を身につける
②豊かな教養を身につける
③高い倫理観と責任感、他者との信頼関係を築き協働できる能力を身につける
④看護専門職者としての役割を認識し、看護の実践に活用するための専門的知識を身につける
⑤地域に生活している人々に対して深い関心と理解する姿勢を身につける
⑥自らの学びを通じて人々や地域社会に積極的に関わり貢献しようとする意欲を身につける
⑦多様な保健医療福祉の場での多職種との連携で、看護専門職として機能を発揮する能力を身につける
⑧社会情勢や人々の健康に関する課題に沿った看護のニーズを意欲的に探究する姿勢を身につける
⑨異なる文化や多様な考えを受け入れ、看護職者としての価値観を形成する能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.看護管理の本質と看護管理の過程について理解することができる.
2.看護サービスマネジメントにおける資源管理(人材、物品、予算、時間、情報)について説明できる.
3.看護体制システムを理解し、看護の質向上および質を保証するための方法について説明できる.
4.人材育成の実態や制度を学び、将来看護職として自己の能力開発の必要性を理解する。
5.看護管理に必要な理論や、関連する法律、医療政策について説明できる。
履修上の注意事項
主体的に学び・考え,発言できる機会とすること(グループワークを含む)
・授業前の到達目標を意識した課題レポートとすること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 授業ガイダンス  看護管理を学ぶ意義 看護サービスとは 看護管理プロセスと患者の権利 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
2 看護サービスのマネジメント① 組織と看護提供のしくみ 看護ケアの質の評価と質改善 チーム医療 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
3 看護サービスのマネジメント② 人的資源管理・物的資源管理・情報管理 人材育成と看護職のキャリアマネジメント 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
4 看護ケアのマネジメント① 感染管理       【外部講師】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
5 看護ケアのマネジメント② 安全管理 【外部講師】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
6 看護を取り巻く諸制度① 看護政策 【外部講師】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
7 マネジメントに必要な知識と技術① 組織変革とマネジメント リーダーシップとフォロアーシップ 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
8 看護を取り巻く諸制度② 看護管理と倫理的課題 まとめ 【酒井美奈子】 事前学習:テキスト該当範囲の通読(40分)、事後学習:テキストと講義資料の熟読、学修内容の整理(60分)
成績評価方法
期末試験70% 課題レポート他30%. ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
看護管理 看護の統合と実践1 第11版(系統看護学講座専門分野) ISBN9784260053044
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
看護管理は、患者さんによい看護を提供するために、成果があがる仕組みをつくり、人を育て,結果,みんなが幸せになるためのマネジメントです.豊富な臨床経験を持つ講師が「現場の看護」を紹介しながら、これまで学んできた単元の知識を統合させていく学修を支援します。組織として個人として求められていること、必要なことを一緒に考えていきましょう.
教員との連絡方法
ガイダンス時に提示する。
実務経験のある教員
看護師としての臨床経験・看護管理者経験のある教員が、臨床現場での実践的な知識とスキルを提供します。