科目コード
R1045
授業科目名
関係法規(平成25年度カリキュラム)
担当者
髙島 千敬
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
4年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
リハビリテーションに関係する法律や診療報酬、介護報酬の仕組みを解説し、専門職として必要な知識と運用について実例を通じて教授する。保健医療職として、わが国の保健・医療・福祉に関する諸制度の概要を学ぶことは非常に重要であり、対象者・利用者だけでなく、自分を守るためにも不可欠である。さらに保健・医療・福祉に関する報道を、より理解する上で必要な法規についても教授する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1. リハビリテーションに関係する制度を5つ以上あげ、その内容を具体的に説明することができる。
2. 障害者のライフステージに応じた制度活用について、年齢区分に基づき説明ができる。
3. 介護保険において、リハビリテーションの提供のために活用できるサービスを2つあげ、その内容を説明することができる。
履修上の注意事項
資料を配布して講義する。
講義中のスマートフォンの使用は禁止、私語も慎むこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 社会保障とリハビリテーション
2 医療保険とリハビリテーション
3 介護保険とリハビリテーション
4 障害福祉サービスとリハビリテーション
5 社会資源と制度の利用
6 指導・監査、記録・関係帳簿
7 同意と契約、日常診療・ケアに関する重要事項
8 まとめ
成績評価方法
期末試験100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
入門リハビリテーション概論 第7版 ・ 中村隆一 編(医歯薬出版社) 978-4-263-21326-1
事例解説 リハビリ事故における注意義務と責任 ・ 古笛恵子・編著(新日本法規) 978-4-7882-7579-9
教員からのメッセージ
医療・保健・福祉領域の療法士の仕事は、諸法に基づいて行われています。それぞれの領域で自分が働く場合をイメージしながら講義に臨んでください。
教員との連絡方法
髙島 千敬:301研究室 takashima@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
大学病院での疾患別リハビリテーション(脳血管疾患等、呼吸器、心大血管疾患、運動器)とがん患者リハビリテーションを経験、通所リハビリテーション、住宅改修等の支援も行ってきた。社会保障制度については、日本作業療法士協会の常務理事として制度全般を担当している。
認定資格:認定作業療法士、専門作業療法士(がん)、呼吸療法認定士、呼吸ケア指導士、心臓リハビリテーション指導士、腎臓リハビリテーション指導士、学芸員、福祉用具プランナー、障害者スポーツ指導員(初級)、障害学生支援実務者育成研修会「基礎プログラム」、「応用プログラム」修了、両立支援コーディネーター基礎研修修了、JIMTEF災害医療研修ベーシックコース修了。