科目コード
R24127
授業科目名
体表解剖学
担当者
伊藤 祥史 ・ 中川 敬汰 ・ 谷岡 龍一
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
人体に触れて、骨・関節・筋の位置関係を解剖学と比較、確認する。
理学療法における視診・触診の目的を捉えたうえで実施できる。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.理学療法における視診・触診の目的を説明できる。
2.触診の方法を習得し、不快感なく触ることができる。
3.骨のランドマーク・関節を触診できる。
履修上の注意事項
触診ができるよう、テキストにある触診の仕方と動画を利用して復習を必ずしてください。講義ごとに触診実技テストの課題が出ますので、各班で積極的にグループワークをしてください。学校指定ジャージ、ポロシャツ、ハーフパンツを着用してください。(※ただし届いていない場合は、動きやすいトレーニングウェアを持参してください。)教員3名のオムニバスで講義します。1教員の講義3分の1を超えて休むと期末試験の受験を認めない為、注意してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション:人体の構成・位置・方向用語、触診の基本(手順・触り方) 【伊藤】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
2 肩甲帯~上腕(骨) 【伊藤】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
3 前腕~手指(骨) 【伊藤】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
4 肩甲帯~上腕(筋) 【伊藤】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
5 前腕~手指(筋)、上肢のまとめ 【伊藤】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
6 頭頸部~脊柱(骨) 【谷岡】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
7 頭頸部~脊柱(筋) 【谷岡】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
8 骨盤~股関節(骨) 【谷岡】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
9 骨盤~股関節(筋) 【谷岡】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
10 脊柱・骨盤のまとめ 【谷岡】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
11 大腿~膝(骨) 【中川】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
12 下腿~足部(骨) 【中川】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
13 大腿~膝(筋) 【中川】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
14 下腿~足部(筋) 【中川】 講義で習ったことを必ず復習する。次週の小テスト、触診テストに向けて復習する。(60分)
15 下肢のまとめ 【中川】 講義で習ったことを必ず復習する。試験に向けて学習する。(60分)
成績評価方法
講義試験70%、課題実技テスト20%、小テスト10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢:動画プラス 改訂第2版(メジカルビュ-社) 9784758320931
運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹:動画プラス 改訂第2版(メジカルビュ-社) 9784758320948
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
PT・OTのための運動学テキスト - 基礎・実習・臨床 第1版補訂2版(金原出版) 9784307750691
標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 解剖学 第5版 野村嶬・編(医学書院) 9784260039222
教員からのメッセージ
感染対策に留意しながら実習は積極的に参加し、意味を理解して実施しましょう。講義で理解できないことは、すぐ担当教員に質問し、復習すること。理学療法士にとても重要な学問です。授業後の復習をおこたらず、しっかり理解してください。次回の講義前にかならず小テストを実施します。ヒューマン・アナトミー・アトラスなど解剖系のアプリ等々を利用しながら授業を行うとさらに習熟度が深まりますのでお勧めします。
教員との連絡方法
オフィスアワーやCラーニングを利用してください。
実務経験のある教員
実際臨床で理学療法士として働いていた教員で構成されます。その経験を生かして実際の体の仕組みや触り方を指導します。