科目コード
R24136
授業科目名
運動学
担当者
谷岡 龍一
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
運動学は身体運動を考究する学問であり、その知識は運動障害をもつ患者の評価・治療を担う理学療法士・作業療法士にとって必要不可欠なものである。本講義では、関節の構造と運動特性および関節運動について学習する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
① 筋骨格系の構造及び機能と関節運動との関係を説明できる。
② 力学的未定理に基づく運動の記述を説明できる。
③ 正常歩行時の各相の名称とその特徴を説明できる。
履修上の注意事項
必ず1年次の解剖学、生理学を復習して授業に臨んで下さい。骨、関節、靱帯、骨格筋の解剖生理をしっかり身につけておかないと運動学は理解することが難しいです。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション / 【1】生体力学の基礎 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
2 【2】生体力学の基礎 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
3 【1】四肢と体幹の運動(上肢) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
4 【2】四肢と体幹の運動(上肢) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
5 【1】四肢と体幹の運動(体幹・顔面) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
6 【2】四肢と体幹の運動(体幹・顔面) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
7 【1】四肢と体幹の運動(下肢) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
8 【2】四肢と体幹の運動(下肢) 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
9 【1】姿勢 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
10 【2】姿勢 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
11 【1】歩行と走行 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
12 【2】歩行と走行 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
13 【3】歩行と走行 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
14 【4】歩行と走行 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
15 運動学習 事前;教科書の予習, 事後;授業の復習
成績評価方法
小テスト10%、中間試験40%,期末試験50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
基礎運動学 第7版・中村隆一 ほか(医歯薬出版) 9784263266823
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
理学・作業療法を学ぶ上で運動学は避けて通れません。とにかく繰り返し勉強し理解して下さい。
教員との連絡方法
メールアドレス:tanioka@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
回復期の診療経験(脳卒中、整形外科、呼吸器科等)、維持期の診療経験(廃用症候群等)、訪問リハビリの診療経験(特定疾患、慢性疾患等)をふまえ、知見を交えた講義を行います。