科目コード
R24140
授業科目名
小児期発症疾患の障害学
担当者
馬屋原 康高
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
小児とは成熟し成人に至るまでの新生児期、乳児期、学童期などさまざまな段階を含む概念である。その小児期に発症する疾患に伴う障害は、治癒するものと小児期を超えて慢性的に残存するものとがある。したがって、小児リハビリテーションは、子どもだけではなく、成人も対象となることを踏まえたうえで、小児期に発症する疾患の病態を理解し、その病態や発達過程からどのような障害が起こり得るのか考える力を身に付ける。また、発達障害の特性やコミュニケーション能力を理解することで、彼らの活動を引き出すための基礎な知識を学修する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
遺伝疾患や先天異常について、教科書を参照しながら説明できる。
新生児疾患について、教科書を参照しながら説明できる。
小児期発症する神経・骨。筋疾患について、教科書を参照しながら説明できる。
脳性麻痺について、教科書を参照しながら説明できる。
発達障害について、教科書を参照しながら説明できる。
履修上の注意事項
・出席確認はC-learningで行います。
・講義を欠席した場合、確認テストや課題が実施できないため評価点に影響することを予めご承知おきください。
・スマートフォン等のカメラ機能を使用した黒板やスライドの撮影は厳禁とします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 小児の発達・成長、小児保健について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
2 遺伝疾患と先天性異常について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
3 新生児疾患について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
4 神経・骨・筋肉疾患について① 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
5 神経・骨・筋肉疾患について② 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
6 小児期発症の内部疾患について① 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
7 小児期発症の内部疾患について② 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
8 確認テスト/小児期発症疾患の振り返り 【馬屋原 康高】 事前学習として第1回から第7回までの復習(1時間)
9 障がい児を取り巻く環境と障がい学 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
10 運動機能障害について(脳性麻痺を中心に) 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
11 知的障害と言語障害について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
12 重複障害と重症心身障害について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
13 発達障害について① 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
14 発達障害について② 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
15 小児診療・小児を取り巻く環境について 【馬屋原 康高】 事後学修(1時間)
成績評価方法
期末試験(70%)および講義内の確認テストや課題(30%)の点数によって評価する。
期末試験は、再試験までとする。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
小児科学・発達障害学(医学書院) 978-4-260-03815-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
本講義を受講するにあたり、人間発達学を復習して受講してください。
教員との連絡方法
馬屋原までお問い合わせください。
西風新都キャンパス、研究棟4階401号室
メールアドレス:uma@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
小児期発症疾患に対するリハビリテーションの経験を有する教員が講義いたします。