科目コード
R24150
授業科目名
精神医学総論Ⅱ
担当者
甲田 宗嗣、宮崎 洋幸、川畑 なみ
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
人間の人間たる最も重要な要素である精神機能と、その障害について学修する。また、精神障害者の処遇については欧米諸国の歴史と日本の歴史、両者について理解し、今後の精神医療を考える糧とする。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
精神機能とその異常、精神発達、精神医学的診察と診断、精神治療学について理解する。
統合失調症、気分障害、ストレス関連疾患、認知症性疾患など各種精神疾患の概念、病因、症状、治療について理解する。
履修上の注意事項
私語を禁止する。C-Learningを使って出席確認、小テスト等を行うので、C-Learningが使用できるよう準備しておくこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 気分障害(1) 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
2 気分障害(2) 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
3 神経症性障害(1) 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
4 神経症性障害(2) 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
5 生理的障害及び身体的要因に関連した障害 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
6 成人のパーソナリティ・行動・性の障害 【川畑 なみ】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
7 精神遅滞 【甲田 宗嗣】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
8 心理的発達の障害 【甲田 宗嗣】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
9 コンサルテーション・リエゾン精神医学 【甲田 宗嗣】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
10 心身医学 【甲田 宗嗣】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
11 ライフサイクルにおける精神医学 【宮崎 洋幸】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
12 精神障害の治療とリハビリテーション 【宮崎 洋幸】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
13 精神科保健医療と福祉、職業リハビリテーション(1) 【宮崎 洋幸】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
14 精神科保健医療と福祉、職業リハビリテーション(2) 【宮崎 洋幸】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
15 社会・文化とメンタルヘルス 【宮崎 洋幸】 事前学修 教科書の精読45分 事後学修 授業での重要事項の再確認及び小テスト45分
成績評価方法
期末試験 100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 精神医学(第4版 増補版) 編集:上野 武治(医学書院) 9784260044769
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業を真面目に聴講することが最も効率的勉強法です。授業中重要点を指摘しますので重点的に記憶しておきましょう。
教員との連絡方法
質問があればC-learningを活用してください。
実務経験のある教員
甲田宗嗣:公認心理師の国家資格を持ち、回復期リハビリテーション病院で、精神疾患を合併した症例の診療経験がある。また、日本精神・心理領域理学療法学会の理事を務めている。
川畑なみ:作業療法士として精神科病院での院内作業療法及びデイケア・デイナイトケアに従事し、統合失調症を中心とした精神疾患患者の診療経験がある。
宮崎洋幸:作業療法士として精神科病院で院内作業療法、認知症専門病棟、訪問事業に従事し、精神疾患を背景とした重度高齢期疾患や多岐にわたる精神疾患の診療経験がある。