科目コード
R24221
授業科目名
神経系理学療法学Ⅱ
担当者
甲田 宗嗣
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
神経難病を含む神経疾患(脳卒中を除く)および脊髄損傷の病態と理学療法について講義する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
神経疾患および脊髄損傷の病態を理解している。
神経疾患および脊髄損傷の障害に応じた評価を選択できる。
神経疾患および脊髄損傷の障害に応じた理学療法を理解している。
履修上の注意事項
C-learningを利用するので、スマートフォン等にインストールし、準備しておくこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 運動失調 ・病態 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
2 運動失調 ・評価 ・理学療法 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
3 パーキンソン病 ・病態 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
4 パーキンソン病 ・評価 ・理学療法 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
5 頭部外傷、低酸素脳症 ・病態 ・評価 ・理学療法 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
6 多発性硬化症、ギラン・バレー症候群 ・病態 ・評価 ・理学療法 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
7 筋萎縮性側索硬化症 ・病態 ・評価 ・理学療法 【甲田 宗嗣】 中間まとめの確認(60分)
8 中間まとめ 【甲田 宗嗣】 中間まとめの確認(60分)
9 脊髄の解剖と機能、脊髄損傷の病態 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
10 脊髄損傷の症状、合併症 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
11 脊髄損傷の評価 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
12 四肢麻痺の理学療法(急性期) 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
13 四肢麻痺の理学療法(回復期) 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
14 対麻痺の理学療法 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
15 脊髄損傷者の社会復帰 【甲田 宗嗣】 文献抄読と課題レポート(60分)
成績評価方法
筆記試験:100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
神経筋障害理学療法学テキスト・細田多穂(南江堂) 978-4-524-25257-2
ベッドサイドの神経の診かた・田崎義昭(南山堂) 978-4525247980
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業をしっかり聞いて理解してください。
教員との連絡方法
C-learningを利用してください。
実務経験のある教員
急性期病院で、脳卒中や脳腫瘍に対する急性期、周術期理学療法の診療実績、回復期リハビリテーション病院で脳卒中、神経難病、脊髄損傷などの神経疾患全般の診療実績、大学附属無床診療所で神経筋疾患に対する慢性期理学療法の診療実績がある。専門理学療法士(神経、運動器、基礎、教育・管理)、公認心理師、呼吸療法認定士。