科目コード
R24309
授業科目名
作業療法評価学
担当者
坂本 将徳
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
 作業療法評価は、治療を展開するために必要とされる対象者の理解への第一歩となる重要な過程である。適切な評価を行うことで、より具体的な目標設定や治療プログラムが立案できる。
 この講義では、対象者に応じた作業療法評価の目的や評価の実際について講義する。また、事例を通じてICF(国際生活機能分類)による全体像の把握、目標設定、治療プログラムの立案までの過程について解説する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・作業療法評価の対象と目的を説明できる
・作業療法評価の方法をあげて説明できる
・情報収集、面接・観察、検査測定の目的および実施上の留意点を説明できる
・評価結果の統合と解釈、ゴール設定、プログラム立案の概要および実施上の留意点を説明できる
履修上の注意事項
教科書と配布資料にて進める。 
講義中のスマートフォンの使用は禁止、私語も慎むこと。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 作業療法と評価① 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
2 作業療法と評価② 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
3 作業療法と評価③ 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
4 共通領域の評価法① 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
5 共通領域の評価法② 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
6 共通領域の評価法③ 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
7 身体機能評価法① 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
8 身体機能評価法② 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
9 高次脳機能評価法 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
10 精神機能評価法 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
11 発達過程評価法 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
12 高齢期の機能評価法 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
13 就労の評価 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
14 事例演習(検討) 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
15 総括 事例を通じて評価結果からICF分類を行い、目標設定、プログラム立案について経験する(60分)
成績評価方法
筆記試験80% 小テスト20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
作業療法評価学 第4版 ・ 能登真一、他・編(医学書院) 978-4260052498
ベッドサイドの神経の診かた 改訂18版 ・ 田崎義昭、他・編(南山堂) 978-4525247980
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
評価法は作業療法士として必須の知識、技術となります。積極的に予習・復習を行い、理解を深めていきましょう。
教員との連絡方法
以下の研究室に在室している時は対応可能ですが、不在にしている場合もあります。
メール等で予約をしておくと確実です。
坂本将德:408研究室 sakamoto@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
介護老人保健施設で施設でのリハビリテーション、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、住宅改修支援、地域での介護予防等を経験。