科目コード
R24321
授業科目名
日常生活援助学
担当者
坂本 将徳 ・ 岩本 優士
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
リハビリテーションの具体的な目標として挙げられることの多いActivities of Daily Living(ADL:日常生活活動)について学ぶ。作業療法の対象となる主な疾患の活動制限や参加制約について理解し、評価や支援を行うための視点を養う。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
ADLの概念について説明できる。
ADLの評価について説明できる。
作業療法の対象となる主な疾患のADLの特徴と具体的な支援の方法について説明できる。
履修上の注意事項
第2回から授業開始時に小テストを行います。遅刻・欠席で受験できなかった場合は評価の対象になりませんので注意してください。授業中の私語、及び携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。配布資料があった場合、予備の配布はしませんので、紛失した場合は他学生からコピー等をしてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション、日常生活活動の概念と範囲 日常生活活動の概念と範囲について復習する(60分)
2 ADL評価① 各種ADL評価について復習する(60分)
3 ADL評価② BI,FIMについて復習する(60分)
4 車椅子・自助具・福祉用具 車椅子・自助具・福祉用具について復習する(60分)
5 疾患別ADL:片麻痺(障害の概要、評価、ADL練習の注意点、食事) 片麻痺のADLの概要、指導の注意について復習する(60分)
6 疾患別ADL:片麻痺(整容、更衣) 片麻痺のADL(整容、更衣)について復習する(60分)
7 疾患別ADL:片麻痺(起居、移乗、移動) 片麻痺のADL(起居、移乗、移動)について復習する(60分)
8 疾患別ADL:片麻痺(排泄、入浴) 片麻痺のADL(排泄、入浴)について復習する(60分)
9 疾患別ADL:脊髄損傷(障害の概要、評価、基本練習) 脊髄損傷の基本評価、基本練習について復習する(60分)
10 疾患別ADL:脊髄損傷(ADLの実際) 脊髄損傷の損傷行為別のADLについて復習する(60分)
11 疾患別ADL:関節リウマチ 関節リウマチのADL(関節保護の視点から)について復習する(60分)
12 疾患別ADL:筋委縮性疾患(筋萎縮性側索硬化症) 筋委縮性疾患(筋萎縮性側索硬化症)について復習する(60分)
13 疾患別ADL:呼吸器疾患 呼吸器疾患について復習する(60分)
14 疾患別ADL:高次脳機能障害 高次脳機能障害について復習する(60分)
15 まとめ 授業で説明のあった期末試験対策のポイントをまとめる(60分)
成績評価方法
期末試験90%,小テスト10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
日常生活活動(ADL)―評価と支援の実際 新版第2版 ・ 編集:伊藤 利之 他(医歯薬出版株式会社) 978-4-263-26606-9
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
復習を習慣化して、毎回の小テストにしっかりと取り組んでください。
教員との連絡方法
以下の研究室に在室している時は対応可能ですが、不在にしている場合もあります。
メール等で予約をしておくと確実です。
坂本将德:408研究室 sakamoto@hcu.ac.jp
岩本優士:312研究室 iwamoto@hcu.ac.jp
実務経験のある教員