科目コード
R24334
授業科目名
職業関連活動学
担当者
髙島 千敬
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
 近年、病気の治療と就業を両立させる考えが広まってきており、作業療法士の役割も重要視されてきている。人が働くということの意味を理解して、障害者の就業(就学)への支援について、法律や評価、支援の実際、事業所との連携について、必要とされる知識と技術を学習する。
 また、身体障害や精神障害、発達障害における支援の実際についても事例を通じて理解を深める。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.就労・就学支援の意義について説明できる。
2.就労・就学支援のアセスメント内容について説明できる。
3.就労・就学に向けた実践内容について、疾患特異性に応じた説明ができる。
履修上の注意事項
教科書と配布資料で講義を行う。講義中のスマートフォンの使用は禁止、私語も慎むこと。講義内容の理解を確認するために、定期的に小テストを実施する。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 就労支援に必要な知識 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
2 就労支援のアセスメント 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
3 就労支援のアセスメント 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
4 就労支援のアセスメント 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
5 疾患・障害別の就労支援:精神疾患 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
6 疾患・障害別の就労支援:脳卒中 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
7 疾患・障害別の就労支援:がん 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
8 まとめ 【高島千敬】 講義内容の復習を行い、理解を深める(60分)
成績評価方法
期末試験80%、小テスト20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
ゼロから始める就労支援ガイドブック(メジカルビュー社) ISBN978-4-7583-2057-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
職業リハビリテーションは作業療法士の得意分野になります。疾患を問わず、対象者の復職(復学)を支援する視点を養いましょう。
教員との連絡方法
以下の研究室に在室しているときには基本的に対応可能ですが、メール等で予約をしておいた方が確実です。  
髙島 千敬:301研究室 takashima@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
大学病院での疾患別リハビリテーション(脳血管疾患等、呼吸器、心大血管疾患、運動器)とがん患者リハビリテーションを経験、通所リハビリテーション、住宅改修等の支援も行ってきた。社会保障制度については、日本作業療法士協会の常務理事として制度全般を担当している。
認定資格:認定作業療法士、専門作業療法士(がん)、呼吸療法認定士、呼吸ケア指導士、心臓リハビリテーション指導士、腎臓リハビリテーション指導士、学芸員、福祉用具プランナー、障害者スポーツ指導員(初級)、障害学生支援実務者育成研修会「基礎プログラム」、「応用プログラム」修了、両立支援コーディネーター基礎研修修了、生活行為向上マネジメント基礎研修修了、JIMTEF災害医療研修ベーシックコース修了。