科目コード
R5042
授業科目名
運動学実習
担当者
谷岡 龍一・伊藤 祥史
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
解剖学、生理学、運動学で学んだ基礎知識をもとに、身体運動のメカニズムを理解する。
身体運動の分析での観察力の重要性を修得するとともに、四肢並びに体幹の関節運動について理解する。
基本的知識の解剖(骨学・筋学・靭帯学)を復習する。理学療法の治療に必要な運動を理解する。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
運動学や身体触診学で学んだことを統合し、骨模型や実習を通してさらに深いところを学んでゆく。また実習課題などは、チームワークを組んで課題を遂行する。
履修上の注意事項
実習着を着用してください(ジャージ上下、ポロシャツ)。配布資料について、予備の配布は行いませんので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からコピー等をしてもらってください。授業中の私語ならびに携帯電話(スマートフォン)使用は禁止します。2人の教員のオムニバス講義です。
※但し 1 教員の授業 3 分の1を超えて休むと期末試験の受験を認めない為、注意すること。理学療法士にとってとても大事な教科です。復習は必ずしてください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 肩甲複合体1 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
2 肩甲複合体2股関節(筋と関節) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
3 肘と前腕1膝関節(骨) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
4 肘と前腕2膝関節(筋と関節) 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
5 手関節と手指の構造と機能 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
6 脊柱の構造と機能1 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
7 脊柱の構造と機能2 【伊藤】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
8 運動学実習 実技 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、課題レポート作成
9 股関節の構造と機能1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
10 股関節の構造と機能2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
11 膝関節の構造と機能1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
12 膝関節の構造と機能2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
13 足関節と足部の関節学1 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
14 足関節と足部の関節学2 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
15 歩行の基礎知識 【谷岡】 事前:教科書の予習・事後:授業の復習、次回小テストの準備
成績評価方法
各担当教員別期末試験、小テスト・レポート。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
エッセンシャル・キネシオロジー Paul Jackson Mansfield ほか(江南堂) 978-4-524-22653-5
基礎運動学 中村 隆一(医歯薬出版) 978-4-263-21153-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
運動療法のための 機能解剖学的触診技術・林 典雄(MEDICAL VIEW)
教員からのメッセージ
基礎的な解剖は授業前に理解しておいてください。理学療法士にとって運動学はとても重要な学問です。授業後の復習をおこたらず、しっかり理解してください。また習ったところは、次回の講義前にかならず小テストを実施します。ヒューマン・アナトミー・アトラスなど解剖系のアプリ等々を利用しながら授業を行うとさらに習熟度が深まりますのでお勧めします。
教員との連絡方法
オフィスアワーを利用してください。
実務経験のある教員
伊藤:脳神経外科、整形外科疾患、小児疾患等々、急性期から慢性期にかけて理学療法に必要な運動学基礎知識と臨床応用について指導する。
谷岡:回復期、維持期、訪問リハビリの診療経験をふまえ、知見を交えた講義を行う。