理学療法評価学Ⅰ

石倉　英樹

2024

必修

2年

前期

15回

1単位

理学療法評価の目的や方法を学習する。特に理学療法評価学Ⅰでは、徒手筋力検査法について学習する。

①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける	－
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける	◎
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける	△
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける	△
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP：ディプロマ・ポリシー（卒業認定・学位授与の方針）＝卒業までに身に付けるべき資質・能力

筋力測定の目的を説明することができる。
代償動作を理解し、その状態に応じた筋力検査の項目を述べることができる。
理学療法評価結果より統合と解釈を体験する。

小テストを実施する。

回数	講義内容【担当教員】	事前・事後学修
1	オリエンテーション、理学療法評価の基礎 　・筋力測定に関する基礎知識 【石倉】	理学療法評価における心身機能-身体構造について復習しておく。（60分）
2	徒手筋力検査法（頚部～体幹）① 　・頚部の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	頚部の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
3	徒手筋力検査法（頚部～体幹）② 　・体幹の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	体幹の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
4	徒手筋力検査法（上肢）① 　・肩甲帯の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	肩甲帯の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
5	徒手筋力検査法（上肢）②　 ・肩関節の筋力検査に関する方法、代償動作の理解（前半） 【石倉】	肩甲帯の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
6	徒手筋力検査法（上肢）③ 　・肩関節の筋力検査に関する方法、代償動作の理解（後半） 【石倉】	肩関節の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
7	徒手筋力検査法（上肢）④ 　・肘関節-前腕の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	肘関節-前腕の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
8	徒手筋力検査法（上肢）⑤ 　・手関節-手指の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	手関節-手指の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
9	徒手筋力検査法：頚部～上肢まとめ 　・頚部～上肢の筋力検査に関する知識のまとめ 【石倉】	頚部～上肢の徒手筋力検査手法を整理し、代償動作や留意点をまとめておく。（60分）
10	徒手筋力検査法（下肢）① 　・股関節の筋力検査に関する方法、代償動作の理解（前半） 【石倉】	股関節の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
11	徒手筋力検査法（下肢）② ・股関節の筋力検査に関する方法、代償動作の理解（後半） 【石倉】	股関節の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
12	徒手筋力検査法（下肢）③ 　・膝関節の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	膝関節-前腕の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
13	徒手筋力検査法（下肢）④ 　・足関節-足趾の筋力検査に関する方法、代償動作の理解 【石倉】	足関節-足部の筋について、起始・停止・支配神経・作用を復習しておく。（60分）
14	徒手筋力検査法：下肢まとめ 　・下肢の筋力検査に関する知識のまとめ 【石倉】	下肢の徒手筋力検査手法を整理し、代償動作や留意点をまとめておく。（60分）
15	筋力測定に関する応用的知識 　・疾患に関する筋力評価、統合と解釈について 【石倉】	臨床場面で行う徒手筋力検査についてイメージしておく。（60分）

筆記試験90%、小テスト10%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。

書名・著者（出版社）	ISBNコード
新・徒手筋力検査法　原著第10版（共同医書出版）	978-4-7639-0041-8

書名・著者（出版社）	ISBNコード
理学療法評価学　第6版補訂版（金原出版）	978-4-307-75068-4

筋力評価は、身体の構造についての知識が不可欠であり、特に解剖学（骨格筋と支配神経）についてはよく復習しておくと良い。

オフィスアワーを活用すること

病院や施設での理学療法士としての臨床経験を基に、理学療法評価（筋力評価）について講義を行う。