科目コード
R6026
授業科目名
小児理学療法学演習
担当者
馬屋原 康高 ・ 石倉 英樹
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
小児期発症疾患の病態や各成長段階において、将来に起こり得る二次障害を予測しながら理学療法を構築するための基礎知識や治療法について演習する。
また、症例を通して理学療法評価の立案やICFに沿った障害像の構築および介入方法について問題解決型学習(PBL)形式で学修する。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①小児期発症疾患の理学療法について説明できる(3疾患以上)。
②脳性麻痺に発症しうる二次障害を3つ以上列挙できる。
③それに対する理学療法手段を各3つ以上列挙することができる。
④子どもの将来像を見据えた理学療法の重要性について説明できる。
履修上の注意事項
講義は実技が中心になります。ジャージまたはケーシーを着用し受講してください。
講義を欠席した場合、確認テストや課題が実施できないため評価点に影響することを予めご承知おきください。
出席確認はC-learningで行います。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション/小児期発症疾患に対する理学療法の視点と本講義で学んでほしいこと 予習として2年次講義で講義した小児理学療法学の内容を復習しておくこと(1時間)
2 小児期発症疾患の病態理解(脳性麻痺を中心に)  【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
3 脳性麻痺における二次障害の評価と予防(股関節脱臼)  講義内容の復習(1時間)
4 脳性麻痺における二次障害の評価と予防(側彎) 講義内容の復習(1時間)
5 脳性麻痺における呼吸障害の評価と理学療法介入方法 講義内容の復習(1時間)
6 二分脊椎の病態と障害像 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
7 二分脊椎における理学療法評価と介入方法 講義内容の復習(1時間)
8 小児神経筋疾患の病態と障害像 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
9 小児神経筋疾患における理学療法評価と介入方法  講義内容の復習(1時間)
10 ダウン症の病態および理学療法評価と介入方法 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
11 発達障害の病態および理学療法評価と介入方法 講義内容の復習(1時間)
12 小児の摂食機能療法と理学療法士の関わり 講義内容の復習(1時間)
13 新生児期の理学療法と子どもの将来像を考える視点 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
14 学齢期の理学療法と子どもの将来像を考える視点 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
15 特別支援学校における理学療法士の関わりと就労支援 【馬屋原】 講義内容の復習(1時間)
成績評価方法
期末試験(70%)および講義内の確認テストや課題(30%)の点数によって評価する。
期末試験は、再試験までとする。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
小児理学療法学テキスト 改訂第3版 ・ 細田多穂 編集(南江堂) 978-4-524-25533-7
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
少しでもこどもの発達や理学療法に興味を持っていただけたら嬉しいです。
興味は活動を促しスキルの獲得へとつながります。
2年次に開講した「小児理学療法学」に関連した講義です。事前に復習して本講義を受講してください。
教員との連絡方法
馬屋原までお問い合わせください。
西風新都キャンパス、研究棟4階401号室
メールアドレス:uma@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
小児理学療法の臨床経験および特別支援学校における理学療法の経験を有する教員が講義いたします。