科目コード
R6029
授業科目名
内部障害理学療法治療学Ⅰ
担当者
馬屋原 康高
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
呼吸器疾患、がんなど内部疾患の病態と基本的な理学療法評価および治療(介入方法)について学修する。また、症例を通して病態に適応する理学療法評価項目の立案やICFに沿った障害像の構築過程を問題解決型学習(PBL)形式で学修する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①COPDの基本的な理学療法評価の項目を5つ以上列挙することができる。
②COPDの基本的な理学療法プログラムや生活指導方法について5つ以上列挙することができる。
③がんの病期に適応した基本的な理学療法の内容を説明できる。
④吸引の適応やリスクにつて説明できる。
履修上の注意事項
・出席確認はC-learningで行います。
・講義を欠席した場合、確認テストや課題が実施できないため評価点に影響することを予めご承知おきください。
・スマートフォン等のカメラ機能を使用した黒板やスライドの撮影は厳禁とします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 オリエンテーション/内部障害の理学療法とは 事後学修(1時間)
2 呼吸器疾患評価のための基礎知識 事後学修(1時間)
3 呼吸器疾疾患における血液データの特徴とその解釈 事後学修(1時間)
4 呼吸器疾患における画像所見の特徴とその解釈 事後学修(1時間)
5 COPDの呼吸理学療法① 評価(理学所見) 事後学修(1時間)
6 COPDの呼吸理学療法② 運動療法 事後学修(1時間)
7 COPDの呼吸理学療法③ 生活指導 事後学修(1時間)
8 確認テスト/COPD症例PBL 事前学習として第1回から第7回までの復習(1時間)
9 急性期の呼吸理学療法① 評価 事後学修(1時間)
10 急性期の呼吸理学療法② 治療手技・運動療法 事後学修(1時間)
11 神経筋疾患の呼吸理学療法 基本的評価および介入方法 事後学修(1時間)
12 重症心身障がいおよびNICUでの呼吸理学療法 事後学修(1時間)
13 摂食嚥下・誤嚥性肺炎の予防的呼吸理学療法 事後学修(1時間)
14 がんのリハビリテーション① 病態の理解と評価 事後学修(1時間)
15 がんのリハビリテーション② 病期に応じた理学療法介入方法(PBL) 事後学修(1時間)
成績評価方法
期末試験(70%)および講義内の確認テストや課題(30%)の点数によって評価する。
期末試験は、再試験までとする。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
PT・OT入門 イラストでわかる内部障害 上杉雅之 監修 (医歯薬出版) 978-4-263-26611-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
本講義を受講するにあたり、生理学、一般臨床医学Ⅰ・Ⅱ、理学療法評価学Ⅱ・演習Ⅱを復習して受講してください。
教員との連絡方法
馬屋原までお問い合わせください。
西風新都キャンパス、研究棟4階401号室
メールアドレス:uma@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
呼吸理学療法およびがん患者に対する理学療法の経験を有する教員が講義いたします。