科目コード
R6031
授業科目名
内部障害理学療法治療学演習
担当者
江越 正次朗 ・ 馬屋原 康高
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
呼吸器疾患、循環器疾患、糖尿病など内部障害における理学療法の評価および治療について学修する。さらに、症例を通して病態に適応する理学療法評価項目の立案、また評価結果に基づいた問題点について、どのような理学療法を展開するのかを問題解決型学習(PBL)形式で学修する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
①各内部障害の障害像を説明できるようになる。
②病態に応じた理学療法評価項目を列挙することができるようになる。
③病態や評価結果に応じた理学療法プログラムを立案することができるようになる。
履修上の注意事項
・授業1~12回までは2班に分かれて実施します。
・講義を欠席した場合、確認テストや課題が実施できないため評価点に影響することを予めご承知おきください。
・スマートフォン等のカメラ機能を使用した黒板やスライドの撮影は厳禁とします。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 呼吸器疾患の病態と評価 【馬屋原】 事後学修(1時間)
2 呼吸器疾患の血液データの診かた 【馬屋原】 事後学修(1時間)
3 呼吸器疾患の理学所見演習 【馬屋原】 事後学修(1時間)
4 運動療法・ADL指導演習 【馬屋原】 事後学修(1時間)
5 急性期の呼吸理学療法演習(聴診演習含む) 【馬屋原】 事後学修(1時間)
6 神経筋疾患の呼吸理学療法演習(呼吸介助、咳嗽介助含む) 【馬屋原】 事後学修(1時間)
7 循環器疾患・血行動態評価のための基礎知識 【江越】 事後学修(1時間)
8 循環器疾患の評価(心電図) 【江越】 事後学修(1時間)
9 循環器疾患の評価(心肺運動負荷試験) 【江越】 事後学修(1時間)
10 循環器疾患に対する理学療法演習 【江越】 事後学修(1時間)
11 内分泌疾患評価のための基礎知識 【江越】 事後学修(1時間)
12 内分泌疾患に対する理学療法演習 【江越】 事後学修(1時間)吸引の手順を確認しておくこと
13 吸引のための基礎知識 【馬屋原】
14 吸引演習 事後学修(1時間)
15 吸引演習 事後学修(1時間)
成績評価方法
演習での活動20%、最終レポート80%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
PT・OT入門 イラストでわかる内部障害 上杉雅之 監修(医歯薬出版) 978-4-263-26611-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
本講義を受講するにあたり、生理学、一般臨床医学Ⅰ・Ⅱ、理学療法評価学Ⅱ・演習Ⅱを復習して受講してください。
教員との連絡方法
馬屋原、江越までお問い合わせください。
西風新都キャンパス 研究棟 4階401号室(馬屋原)、2階201号室(江越)
メールアドレス:uma@hcu.ac.jp(馬屋原)、egoshi@hcu.ac.jp(江越)
実務経験のある教員
呼吸理学療法、心臓リハビリテーション、糖尿病およびがん患者に対する理学療法の経験を有する教員が講義いたします。