科目コード
R6032
授業科目名
老年期理学療法治療学
担当者
藤井 紀文
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
前期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
高齢者の特徴や、高齢者で問題となりやすい疾患・症状等を正しく理解し、適切な機能評価および治療方法を講義する。授業内での知識を踏まえ、提示した問題や症例に対しての問題解決型学習を行う。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
高齢者の特徴や、よく見られる症状・疾患について説明できる。注意すべきリスクをあげる事ができる。高齢者に対する理学療法を安全に行える。
履修上の注意事項
配布資料は再配布しません。紛失した場合は、各自の責任において、他の学生からコピー等をしてもらってください。
評価や治療など、実技を行う回があります。その際は事前に連絡をしますが、ジャージ等の動きやすい服装で受講してください。
授業中の私語、携帯電話・スマートフォン・タブレット端末の使用は禁止します。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 高齢者の特徴①(老年症候群、フレイル・サルコペニア、認知症など) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
2 高齢者の特徴②(転倒、低栄養、尿失禁、摂食嚥下障害など) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
3 加齢に伴う心身機能変化 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
4 高齢者の機能評価①(身体機能、日常生活活動など) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
5 高齢者の機能評価②(認知機能、精神・心理、QOLなど) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
6 高齢者に対する理学療法①(筋力トレーニング、バランストレーニングなど) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
7 高齢者に対する理学療法②(持久力・歩行トレーニング、身体活動促進に対するアプローチなど) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
8 高齢者に対する理学療法③(転倒・骨折予防、認知症予防など) 事前学習:教科書該当箇所の精読(30分) 事後学習:復習(60分)
成績評価方法
期末試験 100%。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
池添冬芽編・Crosslink理学療法学テキスト高齢者理学療法学(メジカルビュー) 978-4-7583-2008-5
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
分からない事は教科書、参考書で調べ質問してください。
教員との連絡方法
藤井紀文:研究室204 メールアドレス n-fujii@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
藤井紀文:急性期~回復期、外来での理学療法診療経験や、研究領域である骨粗鬆症や転倒などの知見などを教育に活かします。