科目コード
R6034
授業科目名
産業理学療法学
担当者
藤村 昌彦
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
産業保健分野は労働者の健康対策を行う領域であり、主な目的は労働者の傷害予防と健康の保持増進である。
わが国の就業者数は6747万人(2023年)であるが、産業保健分野で働く理学療法士は少ない。
今後、産業保健分野において理学療法士の活躍の場は増えると期待できる。
本講座は労働者の健康増進に貢献できるように知識と技術を学習する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
労働現場で、傷害予防に関する情報の提供、評価、助言などの支援ができるようになる。
産業保健および産業保健に関連する業務、研究、各種活動に従事できる理学療法士になることを目指す。
履修上の注意事項
配布資料について、予備の配布は行いませんので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からコピー等で対応してください。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 作業関連性筋骨格障害について学習する 【藤村昌彦】 作業関連性筋骨格障害について調べる(4h)
2 女性勤務者の職場環境について学習する 【藤村昌彦】 女性健康管理について調べる(4h)
3 職場における精神的ストレスについて学習する 【藤村昌彦】 精神的ストレスについて調べる(4h)
4 海外勤務者の健康について学習する 【藤村昌彦】 海外の職場環境について調べる(4h)
5 気温差の大きい職場環境について学習する 【藤村昌彦】 気温差が心身へ及ぼす影響について調べる(4h)
6 パソコン作業およびVDTストレスについて学習する 【藤村昌彦】 パソコン作業のストレスについて調べる(4h)
7 気圧変化の大きい職場環境について学習する 【藤村昌彦】 気圧差が心身へ及ぼす影響について調べる(4h)
8 職場における健康管理について総括する 【藤村昌彦】 未来の職場環境について考える(4h)
成績評価方法
成績評価は期末試験(100%)で判定する。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
プリント配布
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
授業へ積極的に参加してください。わからないことがあれば、随時遠慮なく聞いてください。知識をたくさん持ち帰り、疑問はその場で解決して持ち帰らないようにしましょう。鉄は熱いうちに打ちましょう。
教員との連絡方法
211教員室(masafuji@hcu.ac.jp)
実務経験のある教員
日本産業衛生学会に所属おり、2016年度、2017年度は代議員を務めた。