科目コード
R6040
授業科目名
日常生活活動演習
担当者
平岩 和美 ・ 谷岡 龍一 ・ 猪村 剛史
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
2年
後期
授業回数
15回
単位数
1単位

授業の概要
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
理学療法士が臨床で関わる疾患の特徴に合わせた日常生活活動(動作)や環境にはどのようなものがあるかについて演習により理解を深め技術の充実を図ります。
履修上の注意事項
学校指定の実習着、ジャージを着用のこと。配布資料に授業内容を書き込んでください。私語、携帯電話の使用を禁止します。授業中に提示する用具を破損しないよう丁寧に取り扱うこと。授業中行う課題は評定に入りますので欠席しないこと。包帯や三角巾等の準備物がある場合は各自用意すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 基本動作の介助、ボディメカニクス 【平岩】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による基本動作介助練習60分
2 ADLと運動学(1)分析のポイント、スティックピクチャによる姿勢観察、支持基底面と重心 【平岩】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による姿勢観察練習60分
3 ADLと運動学(2)スティックピクチャによる動作分析 【平岩】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による動作分析60分
4 事例によるADLの評価(BI,FIM) 【平岩】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料によるBI,FIMまとめ60分
5 下肢切断のADL 、動作の理解と断端包帯 【平岩】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による断端包帯練習まとめ60分
6 片麻痺のADL(1) 【谷岡】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による片麻痺まとめ60分
7 片麻痺のADL(2) 【谷岡】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による片麻痺まとめ60分
8 人工関節のADL(1) 【谷岡】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による人工関節まとめ60分
9 人工関節のADL(2) 【谷岡】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による人工関節まとめ60分
10 パーキンソン病のADL 【谷岡】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料によるパーキンソン病まとめ60分
11 脊髄損傷のADL 【猪村】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による脊髄損傷まとめ60分
12 腰痛症のADL 【猪村】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による腰痛症まとめ60分
13 関節リウマチのADL 【猪村】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による関節リウマチまとめ60分
14 車いす・歩行関連用具 【猪村】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による車いす歩行関連用具まとめ60分
15 自助具 【猪村】 事前学習教科書該当箇所の精読、事後学習配布資料による自助具まとめ60分
成績評価方法
期末試験。試験が困難な場合は提出課題を総合的に評価。
ただし、6回以上の欠席(課題未提出)は評価の対象としない。2回の遅刻(課題提出の遅れ)は1回の欠席とみなす。
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
標準理学療法学・日常生活活動学・生活環境学第6版(医学書院) 978-4-260-04751-7
脳卒中の機能評価SIASとFIM[基礎編](金原出版) 978-4-307-75033-2
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
日常生活活動 (ADL)(神陵文庫出版部) ADLとその周辺―評価・指導・介護の実際
ADLとその周辺―評価・指導・介護の実際(医学書院)
教員からのメッセージ
配布資料についてわからない事は参考書で調べ質問してください。
教員との連絡方法
平岩和美:309教員室 hiraiwa@hcu.ac.jp
谷岡龍一:202教員室 tanioka@hcu.ac.jp
猪村剛史:203教員室 imura@hcu.ac.jp
実務経験のある教員
平岩和美:老人保健施設の理学療法、介護予防、在宅介護支援
谷岡龍一:回復期(脳卒中、整形外科、呼吸器科等)、生活期(廃用症候群等)、訪問リハビリ(特定疾患、慢性疾患等)
猪村剛史:急性期(脳卒中、整形外科、呼吸器科等)の診療経験と知見を教育にいかします。