科目コード
R6043
授業科目名
園芸療法
担当者
高松 雅子
対象年度
2024
履修区分
選択
開講期
2年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
近年、注目されている園芸療法・園芸福祉について、その概念の理解と実習を通してリハビリテーションへの具体的適用について学ぶ。
DPとの関連
①平和を希求する心と豊かな人間性を身につける
②修得した専門知識・技術を基盤にした総合的臨床能力を身につける
③高い倫理観をもち、自己を変革しつづける能力を身につける
④地域社会・国際社会と協働し、人々の健康生活のニーズに対応できる能力を身につける
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
社会的意義と医学的効果について論理的に修得し、実施プログラムを策定できる。
履修上の注意事項
初級園芸福祉士の受験資格を得られる。受験料は6000円。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 第1章 いま、なぜ園芸療法、園芸福祉なのか?植物の導入  第2章 活動を地域の中に普及する 園芸療法で得られる効果を考えてみる(60分)
2 第4章 植物の効果と療法ガーデンでの園芸作業 植物はどんな効果をもたらすか考えてみよう(60分)
3 討議:園芸療法ガーデンの視点 グループ討議 園芸療法ガーデンのデザインをイメージしてみる(60分)
4 実習:モデルガーデン作り 花壇の植栽方法を調べておく(60分)
5 第3章 園芸療法コミュニティーと市民農園 実習:園芸療法 ガーデンモデル 討議とプラン作り 家の周りの市民農園を探してみよう(60分)
6 第5章 園芸療法プログラム実践方法 園芸でどんな療法的プログラムを計画できるか考えておく(60分)
7 討議:園芸療法プログラムの進め方 グループ討議  実習:プログラムの実践(視覚障害の人楽しむ挿し木) 障害を持った方との園芸の進め方を考える(60分)
8 初級園芸福祉士試験に関して/試験 授業の振り返り、重点をまとめておく。
成績評価方法
期末試験 50%、授業内ワークシート 30%、授業関与度 20%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
園芸福祉入門・日本園芸福祉普及協会(創森社) 978-4-88340-208-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
教員からのメッセージ
時間を守ること。携帯によるメール私語等の禁止。
テキストで予習して講義に臨むこと。随時、参考文献や資料の紹介をします。ノートや資料のファイリングをすること。
教員との連絡方法
実務経験のある教員
高齢者施設・障がい者施設での園芸療法実務経験を活かし、プログラムに応じた講義及び実習を行う。