科目コード
R7007
授業科目名
作業療法倫理学
担当者
宮崎 洋幸
対象年度
2025
履修区分
必修
開講期
3年
後期
授業回数
8回
単位数
1単位

授業の概要
医療従事者として、また作業療法士として、常に意識し行動しなければならない倫理的態度の基本的な視点について学習する。
DPとの関連
①慈愛ある豊かな人間性と人間を広い領域から捉える教養を身につけている
②理学療法・作業療法を実践するための専門的知識・技術を身につけている
③生命の尊厳や人間尊重を基本とする高い倫理観を持ち、自律して行動できる思考力や判断力を身につけている
④理学療法士・作業療法士として課題を解決しようとする情熱と創意を持っている
⑤地域社会・国際社会の一員として、専門職種と協働できる専門知識、コミュニケーション能力を身につけている
2025年度以降の学則適用者用のディプロマ・ポリシーとの関連を記載しています。2024年度以前の学則適用者は。項目順や表現が異なりますので注意してください。
※DP:ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)=卒業までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
1.倫理4原則、インフォームド・コンセントについて説明できる
2.専門職である作業療法士の職業規範について説明できる
3.倫理的問題に対し皆が納得できる解決策を、その根拠とともに説明できる
履修上の注意事項
日頃から、医療事故等の新聞記事、話題に関心を向け、その場面での医療・保健・福祉従事者の対応を自分なりに考察する習慣をつけておく。グループ討議・発表においては積極的に参加すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 保健・医療従事者の倫理とは何か 【宮崎】 保健・医療従事者の倫理について自分の考えをまとめる(60分)
2 倫理4原則について 【宮崎】 倫理4原則について自分の考えをまとめる(60分)
3 インフォームド・コンセントについて 【宮崎】 インフォームド・コンセントについて復習する(60分)
4 専門家としての責務と義務について 【宮崎】 専門家としての責務と義務について自分の考えをまとめる(60分)
5 作業療法士の倫理綱領(倫理規定)・職業倫理指針(ガイドライン)について 【宮崎】 作業療法士の倫理について自分の考えをまとめる(60分)
6 事例検討  グループ討議・発表 【宮崎】 事前に提示された事例について自分の考えをまとめる(60分)
7 事例検討  グループ討議・発表 【宮崎】 事前に提示された事例について自分の考えをまとめる(60分)
8 まとめ 【宮崎】 作業療法士の倫理について講義を終えての自分の考えをまとめる(60分)
成績評価方法
レポート50%・筆記試験50%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
医療・保健専門職の倫理テキスト・高橋仁美 他 (編) (中山書店) 978-4-86003-374-3
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
はじめての リハビリテーション臨床倫理ポケットマニュアル・藤島 一郎 (編) 978-4-263-26668-7
図解 作業療法技術ガイド 第4版・石川齊 他 (編)(文光堂) 978-4-8306-4589-1
教員からのメッセージ
基本的な倫理に関する情報提供を行います。
その後、作業療法士の臨床に関連しそうな、さまざまな倫理的ジレンマについてグループ討議をします。
参加する際には、自分の考えを表現することを意識し、口頭表現の機会を経験してください。
教員との連絡方法
303研究室に在室しているときは、訪ねてきてください。不在時は、大学のメールアドレス(miyazhiroy@hcu.ac.jp)に連絡してください。
実務経験のある教員