科目コード
S12105
授業科目名
臨床神経学
担当者
原田 俊英
対象年度
2024
履修区分
必修
開講期
1年
後期
授業回数
10回
単位数
1単位

授業の概要
神経系の障害に起因する疾患について、その概念、症候、検査、診断、治療、予後等を理解し、基礎知識を修得する
DPとの関連
①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力
到達目標
・神経系の障害の症候と解剖学、生理学との関連を理解し、説明できる。
・神経系の主な疾患について、概念、症候、診断、治療等の概要を理解し、説明できる。
履修上の注意事項
授業中の私語は禁止とする。配付資料について、予備の配付は行わないので、紛失等した場合は、各自の責任において、他の学生からのコピー等で対応すること。
授業計画
回数 講義内容【担当教員】 事前・事後学修
1 脳血管障害① 事前に当該スライド資料を配付するので、これに目を通しておく。当日の講義内容に関した小テストを配付するので解答することにより事後学修をする。正解は次の講義日に配付するので、各自答え合わせをすること。
2 脳血管障害②、頭部外傷・脳腫瘍・感染症① 同上
3 頭部外傷・脳腫瘍・感染症②、変性疾患①(大脳基底核疾患) 同上
4 変性疾患①(大脳基底核疾患)、変性疾患②(脊髄小脳変性症・運動ニューロン疾患) 同上
5 変性疾患②(脊髄小脳変性症・運動ニューロン疾患)、認知症・水頭症① 同上
6 認知症・水頭症②、脱髄疾患・末梢神経障害① 同上
7 脱髄疾患・末梢神経障害② 同上
8 筋疾患 同上
9 全体のまとめ 同上
10 国試対策講座(臨床神経学関連) 第25回国家試験問題と正解集に目を通すこと。
成績評価方法
期末試験 100%
ただし、受験資格を満たしていない場合は評価の対象としない。
教科書
書名・著者(出版社) ISBNコード
神経内科学テキスト(改訂第5版)【江藤 文夫・飯島 節】(南江堂) 9784524228911
参考書
書名・著者(出版社) ISBNコード
絵でみる脳と神経(第4版)【馬場元毅】(医学書院) 9784260027830
教員からのメッセージ
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等の理解に努める。毎回の授業後、配付資料を復習すること。
教員との連絡方法
講義終了後、教室で。 授業時以外は教務課に連絡してください。
実務経験のある教員
病院において臨床経験のある医師(脳神経内科専門医)が、実務経験を活かして講義を行う。