①人間を広い領域から捉え、人を愛する心と専門技術を統合できる能力を身につける | △ |
②言語聴覚障害学について深い専門的知識を修得し、それを臨床において適切に応用することができる能力を身につける | ◎ |
③職務遂行に必要な社会性、倫理観、専門職業人としての自覚を身に付け、多様な患者、家族、医療・福祉関係者等と円滑なコミュニケーションを取ることができる能力を身につける | △ |
④複雑で多様な障害について常に科学的に探究する姿勢をもち、積極的に自己研鑚し続ける能力を身につける | ○ |
※DP:ディプロマ・ポリシー(修了認定の方針)=修了までに身に付けるべき資質・能力 |
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回数 | 講義内容【担当教員】 | 事前・事後学修 |
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1 | 音声学とは何か。種々の音声学。発声発語器官の解剖と生理(1) 音声学と音韻論の違いおよび音声表記と音素表記の違いを理解する。 人体の3つの断面を理解する。 呼吸時と発声時の声門の特徴を述べることができる。 | 人体の断面、方向について復習する。 |
2 | 発声発語器官の解剖と生理(2) 喉頭の軟骨および筋を理解する。 | 喉頭の軟骨、筋について復習する。声門閉鎖、開大に関係する筋を十分に理解する。 |
3 | 発声発語器官の解剖と生理(3) 喉頭模型を作成して発声器官を理解する。 構音器官の名称を述べることができる。 | 構音器官について復習する。テキスト12ページ図2を覚える。 |
4 | 小テスト1&自己採点と復習 | 第1~3回の復習 |
5 | 母音(1) 母音4角形について理解する。 IPAを使って母音を表記できる。 | テキスト72~79ページ、「母音」を読んでおく。 |
6 | 母音(2) 二重母音、母音無声化、母音の長短等について理解する。 | 母音(1)を復習しておく。 テキスト79~83ページを読んでおく。 |
7 | 子音(肺気流音):構音方法 IPAによる子音の表記ができる。破裂音、鼻音について理解する。 | 母音(2)を復習しておく。 テキスト24~36ページを読んでおく。 |
8 | 子音(肺気流音):構音位置、有声無声 ふるえ音、摩擦音、接近音、破擦音について理解する。 | 前回の子音を復習しておく。 テキスト37~55ページを読んでおく。 |
9 | 小テスト2&自己採点と復習 | 第5~8回の復習 |
10 | 日本語(共通語)の音声表記(1) 日本語の母音、子音の特徴および日本語の音素について理解する。 カ゜行鼻濁音について理解する。 | テキスト84~93ページを読んでおく。 |
11 | 日本語(共通語)の音声表記(2) 促音、撥音、拗音について理解する。 音の3属性について理解する。 | 日本語の母音、子音を復習しておく。 テキスト94~96ページを読んでおく。 |
12 | 日本語(共通語)の音声表記練習 日本語の各母音、各子音を音声表記できる。 | 日本語促音、撥音、拗音を復習しておく。 |
13 | 調音結合、副次調音、母音の無声化、及びそれらに関わる補助記号 調音結合、副次調音、母音の無声化について理解しそれらをIPA表記できる。 | 前回の内容を復習しておく。 |
14 | 音節とモーラ 音節とモーラの違いについて理解し、音節数、モーラ数をカウントできる。 | テキスト97~103ページを読んでおく。 |
15 | 超分節的特徴:アクセント 日本語のアクセントとは何かを理解し、複合語におけるアクセント規則を習得する。 | 音節とモーラについて復習しておく。 テキスト105~124ページを読んでおく。 |
16 | 超分節的特徴:イントネーション 日本語のイントネーション、ダウンステップについて理解する。 | 日本語アクセントについて復習しておく。 テキスト125~135ページを読んでおく。 |
17 | 実験音声学の方法 実験音声学の各種手法について理解する。 | 日本語のイントネーションについて復習しておく。 |
書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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日本語音声学入門 改訂版【斎藤純男】(三省堂) | 978-4-385-34588-8 |
書名・著者(出版社) | ISBNコード |
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言語聴覚士のための基礎知識 音声学・言語学【今泉敏編】(医学書院) | 978-4260041270 |
言語聴覚士テキスト 第3版【大森孝一ほか(編)】(医歯薬出版株式会社) | 978-4-263-26560-4 |
英語音声学 【竹林滋著】(研究社) | 4-7674-9070-7 |