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医療系学部と連携し、子どものからだや心を理解した
支援・ケアができる教育者・保育者を育てます。
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さらに、看護とリハビリテーションという医療系学部と連携した特色ある授業が多くあり、 子どものからだや病気・保健に関する最新の情報や医療的ケアの方法、カウンセリング技法などを学ぶことができます。 一人ひとりの子どものからだ・心を丸ごと理解し、子どもたちの豊かな未来を創造する人材を育成します。
こどもケアセンター”い〜ぐる”
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地域の子育て支援を目的に創設された「い〜ぐる」は、0,1,2歳児とその保護者が集い交流する部屋です。
キャンパスの中にあるため、日々の授業の行き帰りに立ち寄る学生も多く、「かわいい」「また、あの子に会えた!」と歓声が上がります。
休憩時間に自分から子どもと遊ぶ体験をする学生もいます。
「乳児保育」などの授業で行くことも多く、子どもたちとふれあう中で、講義の学びと子どもの発達を結びつけて関心が深まったり、 自分が関わった手ごたえを感じ取ったり・・・そのふれあいから、よき保育者・教育者になりたいという意欲が高まっているようです。
その様子を見守っておられる保護者の方と、会話が弾むこともあります。
育てる楽しさだけでなく苦労もお聞きして、「子育て」という営みを知ることができます。
また、アドバイザーはベテランの保育士たち。
先生方のふるまいや言葉が、どんなふうに子どもの心を動かし保護者を温めているか、じかに見ることができます。
先生方が毎日提供している、わらべうたや絵本の会は、優れた児童文化財を学ぶ場にもなっています。
”い〜ぐる”では定期的にイベントを開催し、学生が近隣の子どもたちと交流しています。
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センター長 加藤 弘美 准教授
”い〜ぐる”がめざすのは、「日々の子育ての中でホッと息をつく場所」。
キャンパスに子どもたちの笑い声が響き、お母さんたちがリラックスした表情をされていると、 私たちもうれしくなります。
ここに集う学生たちもまた、子どもと気持ちが通じあう喜びが強まり、保育や教育に欠かせない、 子どもへのまなざしを身につけていきます。
ひろしま人間教育研究センター
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小学校での授業研究を中心に「研究交流提携事業」を積極的に推進している拠点です。
授業力の向上をめざす現場教師へ指導助言を提供するとともに、小学校教師をめざす本学科生も授業研究に参画し、 切磋琢磨しながら資質向上に努めています。
教育行政との関係構築や学校間連携の仲立ちなども構築しています。
心技一体の『授業力』の土台を作ります。
医療現場での「ケアカンファレンス」のように、教育現場においても困り感のある子どものバリアを取り除き自尊感情に 支えられた学力を保障していくために「授業カンファレンス」に取り組んでいます。
子ども一人ひとりをケアする「心」と専門的な「技」が育まれ、『心技一体の授業力』の土台を作っていきます。
現場の先生を大学へ招いたり、小学校へ出向いたりしながら、授業の実践感覚を磨き合っています。
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センター長 佛圓 弘修 教授
「認識の違いを否定・排除する学力」や「競争に勝つための独りよがりの学力」をとても警戒しています。
ほんものの学力とは、隣で困っている人に共感してケアできたり、異質を練り合わせてより質の高い認識を生み出す「社会貢献のための学力」。 こうした学力形成を担う教師が、授業の中で子どもと育ち合うことができるのが学校です。
広島都市学園大学附属保育園
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学生にとっては、日常的に子どもとふれ合い、健やかな成長を促す環境を理解できるだけでなく、 子育て真っ最中の保護者と接する中で「育ち」「育てる」営みを実感しながら、子どもとともに成長できる場にしていきます。
保育や幼児教育、児童社会福祉等の理論を活かしながら、附属保育園で子どもたちと向かいあうことで、あそびや生活について実践的に学びます。
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園長 嶋田 栄子 先生
大学附属保育園は、「親子が安心できる保育園」「子どもがよりよく育つ保育園」「地域に開かれた保育園」になることをめざしています。
たくましい心と身体を育て、生きる力の基礎を育むという保育方針の下、地域や学内のいろいろな世代の人々に見守られながら、 子どもたちが「今日は何をしてあそぼうかな」と毎日わくわく笑顔で登園できる保育を、スタッフ一同ワンチームとなって営んでいます。
1年後期から、自分の特性や希望を考えて、コースを選択
1年前期は大学の学びに慣れ、自分の未来を見つめなおす期間。基礎教養を身につけながら、小学校、幼稚園、保育所を見学。後期からの進路を決めます。
※コース名をクリックすると概要が見られます!